mixiユーザー(id:2473503)

2020年03月19日11:26

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『ネトウヨ』の定義(後編)



【『ネトウヨ』の定義(前編)】
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1975032444&owner_id=2473503
の続き。




【向こうもやってる?】

「ヘイトスピーチは向こうもやってる」という主張もよく見かけます。
しかし「相手もやってる」はこっちもやって良いという理由にはなりません。
「みんながいじめをやってたら、あなたもやっていい」と子供に教えたりしないでしょ?
「みんなやってたって、悪くないことにはならない」って幼稚園で習わなかったんでしょーか?

あと「相手がやってるならこっちもやって良い」とすると、外国の日本に対するヘイトスピーチも正当化されることになりますが?

「確かに俺たちもやり過ぎた。だけど向こうはお咎めなしというのは納得できない」←まぁわかる
「向こうもやってるんだから、俺たちがやっても悪い筈がない」←ファッ!?

ダブスタ批判は結構ですが、相殺法の具にしない様に。

あと「向こうもやってる」の殆どは海外の話ですよね。
ネトウヨさんが「日本人へのヘイトだ!」と騒ぐ時、国内の例として持ち出すのは大抵「日本死ね」とか不自由展くらい…
逆に言えば他に思いつく例などほぼないのです。
しかも「日本死ね」は内集団からのただの行政批判です。
なのにネトウヨさん達は発言者が「在日認定やめて」的な発言をしたことを根拠に在日認定してたりもう何が何だか…。
あと不自由展の天皇画像焼却は「美術館に作品を焼却されたことへの抗議」で思想性はありません。
どこがヘイトスピーチやねん…。

外国でヘイトスピーチしてる人は直接法的には裁けません。
だったら「ヘイトスピーチはダメ」という国際的な世論を育ててその国で禁止なり処罰なりされる様にするしかないよね。
率先してヘイトスピーチを行うことは、その足を引っ張るだけです。




【向こうのヘイトは批判しない?】

「サヨクは向こうのヘイトは批判しない」…これもよく見かける主張。

どこの国のものであれ、ヘイトスピーチには一貫して批判しています。
ネトウヨさんたちほど感情的になって騒いだりしないだけ。

あと私の場合、ネトウヨさんがトンデモ発言をしてたら取り上げますが、保守が適切な批判をしている限りはそれに対してどうこう言うつもりはありません。
それに対して「どうしただんまりか?」とか言われましても…。

先述の様に、国内のヘイトスピーチはその殆どがネトウヨさん側からのものです。
つまり今、私たちの目の前でヘイトスピーチしているのはネトウヨさんなんですよ。
mixi上でもネトウヨさんによるヘイトスピーチは日常的に見かけますが、「日本人に対するヘイトスピーチ」などほぼ見かけないでしょ?(ネトウヨが曲解して勝手にヘイトスピーチ認定しているのは見るけど)。

そもそも何故「悪いのは韓国」とか「中国」という風に国を単位に考えたがるのでしょう?
やってるのは「韓国」や「中国」全体ではなく、一部の人です。
しかもそういう人は大抵 韓国の「クッポン」、中国の「憤青」などどこの国にもいる過激な国粋主義者…つまりは「向こう版のネトウヨさん」で、いわばネトウヨさんのお仲間です。

悪いのは特定の国ではなく、「どこの国にもいるヘイトスピーカー」。
どこの国にいようがヘイトスピーカーは批判されるべきであり、日本で目につくのはネトウヨさんだから批判されている。
ただそれだけのことなんですが。

例えば中学生集団が他校の子をリンチしてたら止めますよね。
「いや、先に手を出したのはこいつらの学校なんすよ。隣町では俺らの仲間がこいつらにボコボコにされてるんすよ」
と言われて「じゃあ仕方ない、続けて」という大人なんていない訳で。
普通は止めるでしょ。

そもそもこれを「A中学とB中学の抗争」などと捉えるべきではありません。
これは「どちらの中学にも血の気の多いのがいて、似た者同士でやりあってる」だけであり、両校の一般生徒から見れば「どっちの学校であれ暴力的な生徒は迷惑よね」という話でしかないのです。

同様に、ヘイトスピーチの問題は「日本と中韓の罵り合い」などと捉えるべきではないでしょう。
これは「どちらの国にも血の気の多い国粋主義的なのがいて、似た者同士でやりあってるだけ」であり、両国の一般国民から見れば「どっちの国であれ、過激な人たちは迷惑よね」という話でしかない。
我々の敵は中韓の人ではありません。
日中韓どこにでもいる『ネトウヨ』じみた人々です。

向こうにいる中韓版ネトウヨさんみたいな人たちのことを批判したいなら、同じ土俵に乗って同じくらい汚れた手を振り上げても説得力に欠けると思うよ。




【『差別する側だけがヘイト』は不公平?】

「『差別する側だけがヘイト』扱いは不公平だ」…これもよく見るやつ。

ヘイトスピーチには「差別する側とされる側」、つまり「強者と弱者」があります。
「強者から弱者へのヘイトは許されないのに、逆は許されてる、それは公平ではない」というのがネトウヨさんがしばしば行う主張です。

ネトウヨさんは公平が大好きですが、大抵はそもそも非対称なものを並べて「不公平だ!」と騒いでるだけです。
例えば、差別を受けることなく育ったある白人がノリだけで気軽に「この黒人め!」と差別するのと、長年白人から差別を受け続けたある黒人が「この白人め!」と呪詛するのが全くの対等に扱われて良いと本気で思ってるんですかね…?

LGBTや障害者の問題でもそうなのですが、ネトウヨさんはしばしば「マイノリティーは弱者であることを振りかざして特権を得てる、それは不公平だ」と主張します。
逆差別の問題は確かに存在しますが、それは個々に解決すべきこと。
マイノリティーを見れば脊髄反射的に「特権ガ―!」と言い出すのは違うでしょ…

そんなに特権が許せないなら、そもそもその特権を持っている強者・差別者の側を批判すれば良いのに彼らは大抵そうはしません。
それどころか「今や自分たちは虐げられた弱者の側なのだ」と主張したりします。
しかし彼らが弱者である自分たちの「特権ふりかざし」とやらを批判するのは見たことがありません。

例えば髪の薄い人の傍では「ハゲ」と言うのを普通は自重するでしょう。
「いや、髪が薄いからといって特別扱いされるのは行き過ぎた特権だ、俺は堂々とハゲと呼ぶ」
とか言っちゃう人はデリカシーがない人ですよね?
デリケートな話題では安全距離は少し広めに取るものです。
それを「向こうは何言ってもいいのにこっちはダメなのかよ!」などと騒ぎ立てるのが果たして「公平」なのでしょうか?
そもそも髪が薄くない人は「ハゲ」とは言われないし、「ハゲ」と言われようが「フサ」と言われようが痛くも痒くもないでしょ…
その辺の重みづけなしに「ともかく平等」と言うのは悪平等です。


ネトウヨさんの振りかざす「公平」や「平等」は多くの場合、「ライオンにもウサギにも平等に草を与えるべきだ」という形式的平等です。
「ライオンには肉を、ウサギには草を」というのが本質的平等でしょう。

あとネトウヨさんは規制や抑圧が大好きな割に「ヘイトスピーチの取締りは表現の自由の侵害だ」とか言い出すので困ります。
じゃあ規制の範囲を「差別される側」にまで広げて規制を強化するのは矛盾してませんかね?











ヘイトスピーチ絡みの話はこの辺↓も参照を。


2019年4月22日の日記
【ネトウヨさんの奇妙な論理:ヘイトスピーチ編】
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1971228954&owner_id=2473503







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