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2020年03月17日10:41

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言い訳 関東芸人はなぜM−1で勝てないのか

「言い訳 関東芸人はなぜM−1で勝てないのか」塙宣之 著

おもしろかったー!

M-1はあんまり熱心に見てないのですが、
吉本の開いている若手コンクールを、ほかにも門戸を開いている、というのがしっくり。
あと、緊張感がすごいんだなー、ってことと、
寄席でやるのよりM-1のネタの方がはるかに完成度が高いものである、ってのもおもろい。そりゃそうか、1年に1回の勝負だもんな。
それで人生変わるもんな。

ダウンタウンの漫才で私が覚えてるのは「あ」のいろんな言い方のやつだけで、
(めっちゃおもろい)
それが本の中に出てきてうれしかった。

やはり、実際やってる人の話はおもろいな。
自己分析もきちんとされていて、すごい。
それは年月を経て今のネタへの自信がそうさせるのだろうな。
なかなか言いにくい同業者のこともはっきり書いていて、ラジオのような本でした。

私は、芸人は高座に上がるべきであり、
テレビはあくまでも名を知らせるため、
ってスタイルが一番好きです。
なので、徳井さんが復活するとかいう話の時、
ロンブーと違って、劇場からではなく、テレビに出たいと言っていたのがめっちゃ残念。
チュートリアル、おもろかったのに、舞台でネタやることよりテレビなんやなあ。
お金払って劇場に来てくれる人より、
テレビで自分を使ってくれるスタッフやスポンサーが大切なんやな、とがっかりしました。

浜ちゃんがテレビで(確かダウンタウンなう)
「(とんねるずは)テレビタレントでしょ。俺らと違うやん」
と言っていたことも、心に残っています。
自分を芸人と言う浜ちゃんは大好きですが、
舞台に立てへんしネタもセーへんから、こっちからしたら同じに見えるなーと思いました。
何か不祥事があれば、ダウンタウンは劇場からスタートする気はしている。

話はそれましたが、
M-1は、ネタ漫才、新しいもの、輝き、という点で、なるほど。
2019年はミルクボーイの発明が勝った、ということか。
(少ししか見れなかったので流れがわからない)

何を言っててても書いてる本人がおもろなかったら説得力のない質のものですが、
とてもおもしろく読みました。
さすがナイツ!
テレビでも高座でもまた楽しみにしています。

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