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2020年03月07日14:17

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2020年3月度活動記録

煙花三月(where are you going?)

牙むきて 咬(かう) とばかりにひとつ吠ゆ仔と侮るな柴のつよきを
落日にきらめく飛行機彼方へと竜の鱗のはがれたるごと
丹田に添ふる湯たんぽ遠き日にゆきにし犬の温もりのまま
病室の夫(つま)の面ざし穏しくも処置前の叫び壁に残りて
雨が降るひとりの部屋を浸しゆく心も沈む 嗚呼えらが欲しい
純粋で報はれないと知つてゐる愚かなるべし春の心は


【余談】
今月の添削は1箇所。
2首め結句
原作)はがれたるごとく

修正)はがれたるごと

何か私の五七五七七カウンターはかなり適当ならしく、この手の添削をしょっちゅういただいてます。自信ないなら指折って数えろよと仰る向きもございましょう。確かにそうなんですが、これでも私、自信がないところは数えてるんですよ。
何が言いたいかというと、自信満々で字数クリアした! って思いこんでるところでいつも字余り字足らずをやらかしてるんです。
自分を信じるなってやつですかね。

さてだらだら余談。をしようかと思ったんですが作品に絡めて語ることが今回はなさそうな。
第1首と第3首はいまは亡き柴の犬子の思い出です。
第4首と第5首は今年のお正月に肋骨折って気胸もやってしまった相方が入院中のお話。
第2首は風景画で、第6首は…読んだままです。
そしてタイトル。私李白好きなんですよ! って自己主張じゃないかしら?(訊くな)

だいたいそんな感じです。
読んでくださったかたありがとうございましたー!
【余談終了】

※短歌は「万象」に掲載したものの再録です(一部修正あるかも
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