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2020年02月29日12:48

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辻村公一著『ドイツ観念論断想�機�

Amazonより辻村公一著『ドイツ観念論断想�機戞柄亙玄辧砲�届く。

日本を代表する世界的なハイデッガー研究者である辻村公一さんも京都大学文学部哲学科の教官をされていたときは、ドイツ観念論をテーマとして論文や講義、演習を行われていたことを�狃�文�瓩能颪い討�られた。

西谷啓治先生は、京都大学文学部哲学科の宗教学の主任教授と西洋哲学史近代哲学史の講座を持たれていた時期もあり、一時哲学科哲学(第一講座)の特殊講義も担当されていた時期がある。

そのときの哲学科哲学(第一講座)の主任教授は野田又夫さんで、野田又夫さんは主任教授でありながら、主任教授として最も華々しい特殊講義を西谷啓治先生に奪われていたことになる。そのことは野田又夫さんにとって屈辱的だったという話を聞いたことがある。

さて、辻村公一さんは西谷啓治先生の西洋哲学史近代哲学史の後任として講座を持たれていた。その間にドイツ観念論、フィヒテ、シェリング、ヘーゲルの著作をテキストに講義や演習を行われていたという。辻村公一さんはその後哲学科哲学(第一講座)の主任教授に移られるのであるが、辻村公一さんはその間も主にドイツ観念論を研究対象として講義を行われていたらしい。

辻村公一著『ドイツ観念論断想�機戮呂垢任忙�ってはいるが、そのなかにある「シェリング・無底―『自由論』における―」という論文は今後シェリングの悪の問題を考えていくうえでも貴重な論文になるだろうと思われた。その「シェリング・無底―『自由論』における―」という論文は、もともと西谷啓治先生、上田閑照先生を中心としたドイツ神秘主義をテーマとした勉強会の成果として纏められた上田閑照編『ドイツ神秘主義研究』に寄せられた論文である。辻村公一さんはシェリングをドイツ神秘主義の流れのなかで論じられた論文なのである。

それともう一つは発行元の創文社はこの夏に解散してしまう。創文社刊行の書籍をジュンク堂書店大阪本店等で注文する場合、�狒斡睚Гき瓩箸覆襦�そんな煩わしさがアマゾンでは必要ないようなのでもう一冊買っておくことにした。

辻村公一さんは、『ドイツ観念論断想�機戮箸いΕ織ぅ肇襪砲靴人�用を、ドイツ観念論をテーマとして、未だ未整理な講義や演習のノートがあるので、いづれ整理をして一つのまとまった『ドイツ観念論断想�供戮隆�行を考えておられたことを「序文」のなかで書いておられるが、2010年5月に辻村公一さんは亡くなられ、そして創文社も今年の夏には会社解散をしてしまう。『ドイツ観念論断想�供戮榔扮鵑量ご�となり、幻の一冊となってしまった。そのことがわたしには残念でならない。
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