名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ沿岸「K9」護岸で19日午前、接岸した台船上でショベルカーが土砂をトラックに積み替える作業が確認された。船2隻、カヌー3艇が海上で抗議し、周辺海域で取り締まる海上保安庁の職員に「あなた方がやるべきことは海を守ることだ」などと訴えた。
「K1」護岸ではクレーンが護岸に重しのようなものを積む作業が確認された。
抗議船に乗船して、新基地建設現場を視察した京都府の高校2年生は「投入された土砂は1%だと聞いて、工事はまだ止められると思った」と話した。
キャンプ・シュワブゲート前では、県内各地から集まった約230人が、基地内に入るミキサー車などに「海に生コンはいらない」「海を汚すな」などと抗議の声を上げた。
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