【名護】民主化運動に参加する香港市民の區龍宇(アウロンユー)さんらが16日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前の座り込みと海上行動を視察し、「自分たちの土地と未来は、自分たちで決める意志を感じた」とエールを送った。區さんらは宜野湾市内での講演会のため、14日から来沖中。
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區さんは座り込む市民らと強制排除する機動隊、ゲート前の車列の様子などを会員制交流サイト(SNS)で発信した。海上では、澄み切った海と新基地予定地の広さに驚いた。
香港と沖縄の共通点に「圧力と非暴力」を挙げた區さん。香港は中国から、沖縄は日米両政府から圧力を受けていると指摘し、沖縄は非暴力の活動と選挙で民意を示し続けるのが重要と話した。
この日は資材を積んだ工事車両160台がゲート内に入った。海上ではK9護岸から土砂が陸揚げされ、埋め立て作業が進められた。
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