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2020年02月23日00:59

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ちょっとおかしくないか?

■新型肺炎対応の医師ら職場でバイ菌扱い 学会が抗議声明
(朝日新聞デジタル - 02月22日 15:38)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5983217

ウイルス性疾患の対策に行った人を「バイ菌」?!
ウイルスと菌類の違いの分からない医療従事者って、ありえない。

どこかに何か、ミスリードやバイアスが掛かっているのではないかと思う。

それに、現地対応から帰ってきたら、検疫期間を置いて、その間は公休として出勤停止・自宅待機にするのが常識だと思う。

口蹄疫の時の獣医の対応を紹介しよう。

獣医は元々数が少ない。国家試験合格者数は医師の1/9しかおらず、その半数は愛玩動物の臨床に行ってしまう。全国の公務員獣医は3千人台。大動物の臨床はさらに少ない。おもにこの人たちが、仕事のやりくりをつけて、宮崎に応援に入った。全都道府県から、少しずつ人をやりくりして、宮崎に派遣した。これに家畜共済などの獣医を加えたのが現場の実動部隊。
1週間交代でローテーションを組み、獣医2人に獣医師免許を持たないサポートスタッフを加えて1チームを作り、バスで現場に行く。現場対応期間中は、宿舎と現地の往復のみで外出禁止。

担当期間が終わっても職場には戻れず、1週間の検疫期間を置いて、やっと職場に戻れる。

人に感染性のない病原体だから、自分が感染する心配は無いが、完全防護で現場対応していても、ウイルスの「お持ち帰り」は、絶対にあってはならないので、このようなスケジュールで動いていた。

もちろん、職場に復帰してきた仲間を労うことはあっても、排除することはない。元々ギリギリの人数でやりくりしている職場だ。
そして、現地報告会を開き、情報共有した。次に誰が派遣要請を受けても、きちんと対応できるように。

獣医の世界でも、このぐらいは常識だ。

感染症対策の「プロ」なら、これが普通。



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