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2020年02月21日22:42

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東京ドーム世界の蘭展 30回目続き

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ドーム蘭展開催二日目の土曜日の夕方、台湾の蘭屋さんに対して日本のエビネ好きが怒鳴り散らすように話しかけいた

こんな洋蘭ばかり持ってこないで台湾には野生のエビネが30種類くらいあるからそんなのを持ってくれば日本で欲しがる人はたくさんいるからそれをたくさん用意してこいと偉そうにのたまっていた

迷惑客でも反論せずに言われっぱなしの蘭屋さん

困った日本人だなと反論しないと台湾の蘭屋さんに申し訳ないので当たり前の反論をした

まずこの台湾の蘭屋さんの商品は原種も交配種類も実生やメリクロンで殖やして販売しているものだけ
自然破壊には繋がらないものを持ち込んで日本の市場で販売している
台湾は世界の蘭苗生産を一番行っている国で台湾からの蘭苗がなければドーム蘭展は成り立たない

日本は過去に野生エビネにスポットを当てて1980年代からデパートなどでエビネ展を開催して自然界から根こそぎエビネを採取して販売してほぼ絶滅させている

台湾の蘭屋さんに台湾の野生のエビネを販売しろという日本人に日本の恥を知れというような事を伝えて退散頂いていた


最終日にその台湾の蘭屋さんの前を通るとこの間はありがとうと言われ少し恥ずかしかった

何でも安くするからと押し売りされてまず最初の荷物を手に入れた


今回のドーム蘭展の最終日は異常なくらい売れていない
チンファ蘭園の社長が初めて今回の蘭展は赤字だと頭を抱えていた
アルバイトは日本在住の台湾人だけど人件費輸送費、販売テナント料など
ある程度売らないと採算が合わない

売れない原因はいくつかある
まずは新型コロナウイルス
蘭を買う世代の年配者が遠方より遠征してこないのと人混みを避けて蘭展へ来ないという選択で来場者の激減
また購入者の激減
但しそれは毎年同じ蘭を並べ目新しさの無くなってしまった陳列にあると思っていた

欲しいものを自ら捜せる蘭好きなら良いがちゃんと接客出来ない店側にも問題がある
蘭の魅力を伝えず安さアピールだけの販売
育て方もセットで販売しないと駄目だろうと常々思っていたがやっと売りっ放しは駄目なんだと聞かれた海外の蘭屋さんには答えてあげた

日本の環境で育てられる品種も増えてきた
しかし台湾センスの日本では好まれない派手な黄色オレンジ赤系のカトレアが最終日までたくさん売れ残っていた
何で日本ではこの色が売れないのか不思議に思うと言っていたがそれが台湾センスだと伝えたら何となくわかってくれたようで次はルブラやセルレア系を用意すると言っていた

いつも楽しい台湾の蘭屋さんには頑張って欲しいといつも応援してしまう
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