mixiユーザー(id:8078676)

2020年02月16日22:46

28 view

2009年に新型インフルエンザがパンデミック起こしたときと殆ど同じパターン

2009年に新型インフルエンザがパンデミック起こしたときと殆ど同じパターンになってきていますね。

あの時も不安を煽る記事やデマ、差別的な論調はやたら多かったですね。政府の対応を非難するばっかりだったり。

流行している最中にカナダに短期留学とかで行った生徒が初罹患したときも「現地でマスクをしていなかったからだ」とか「こんな時期に海外に行かせたとか」さんざん叩かれて。
「生徒が楽しみにしていたから」というので修学旅行を強行催行した学校の校長先生がムチャクチャ非難されて泣きながら謝罪会見したり...。
感染生徒が出た学校は地域からかなりの差別を受けたとも言います。
「生徒を外に出すな」とか言われ、制服のクリーニングを断られたり、教師はタクシーに乗車拒否されたとか。
患者が発生した複数の学校では、校長が記者会見して謝罪して感染したことが罪であるかのような感じでした。

一番最初の患者が多く出たところが大阪だったため、大阪も差別的な目で見られ、誹謗中傷・風評被害が多く発生しました。

なんだかんだしているうち、このウィルスは全日本に蔓延してしまって・・・。
で、幸いにして強毒型ではなく、感染しても軽症で済む患者が多かったため、騒ぎは沈静化していき、また、ウィルスそのものも流行が収まって、なんだか「忘れ去られたものみたい」になってしまいます。

今現在の事を考えたらば、もう既に国内への感染は止められないところに来ていると割り切ったほうがいいでしょう。
2009年は「検疫を強化すれば日本への上陸を防げるのではないか」って立場で色々対策を練ってたんですが、結果、国内での感染拡大に備えて態勢を整えるべき医療現場が水際対策で疲弊してしまうような事態になりました。

今は、感染拡大阻止もしながら、実際に感染してしまった場合の対処法の確立が急務です。
肺炎なんで、インフルエンザ以上に重篤なものであるのに加え、ウィルス性なので抗菌剤(抗生物質)は無効であることは大きな脅威です。
何かしらの抗ウィルス剤が効果があるのかもしれませんが「取り敢えず使ってみよう」ってのは原則、今の日本ではできないし。
臨床試験的なものになるんでしょうけど、ちゃんとプロトコル定めてやっていくしかないんでしょうね。でも早急に進めていくべきです。今は治療法に全力を尽くすべきです。

実際、現実をよくみてみるとまだまだ感染症の脅威ってものから人類は開放されておらず。。。あまたある感染症の中で唯一、人類が制圧できたのなんて天然痘ぐらいなもんです。
世の中・世間は「結核」で大騒ぎしている人はあまり見かけませんが、今でも日本では毎年約18,000人が新たに発症していて、約1,900人が亡くなっています。決して昔の病ではありません。(まあ、昔みたいに「不治の病」ではなくなってはいますが)
麻しん(はしか)だって怖い感染症です。風疹も。ノロウィルスもロタウィルスもやっぱり厄介です。
(諸説はありますが)子宮頸がんがHPV感染の成れの果てだとしたらば...
マスコミの煽り方で世間は動かされますが、まだまだ脅威のある感染症はそこいらにある...ってことです。

徒に騒がず、無駄に恐れず。
基本的な感染対策...手洗いの徹底とか免疫力を付けるとかを意識していって。。。
正しい情報を発信・選択していくことが大事です。感情的にならず、攻撃的にならず。

私見ですが
中国現地の人口密度、公衆衛生、風習なども考慮していかなくてはいけないですし、中国の医療制度・医療実態なども合わせて見ていかないといけません。
肺炎なのでそもそも軽微な疾病ではありません。それを必要な時期に十分な処置をしなかったらば、亡くなる人が増えていくのは当たり前です。
不幸にして中国で亡くなってる方は、そういった「必要なときに適切な処置ができなかった」方が多いのでしょう。
そういった環境下での状況と今の日本でのものとを比べて考えていく必要もあるかと思います。


■国内感染、新たな局面へ 厚労相「経路わからない事例」
(朝日新聞デジタル - 02月15日 20:40)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5974707
2 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する