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2020年02月11日10:30

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三遊亭萬橘独演会 Vol.6 「2月の萬橘・・・」

三遊亭萬橘独演会 Vol.6 「2月の萬橘・・・」

行ってきましたー!

内幸町ホール
全席指定3000円

急遽行くことにして、後方端のちょっと高いところにある席。
通路側好きなので、よく見えました。
入りは8割。
「みなさん気を使って、満遍なく座ってくださってるけど、前に詰めて座ると半分いねえんじゃないか」
とマクラで言ってました。わはは。指定席だからそんなことはないと思う。

瀧川どっと鯉「金明竹」
おそろしくしっかりした落語。
前座感なし。
関西弁のおっちゃんの喋りんとこ、めっちゃうまい。人物像も関西人になってる。
すごいなー

三遊亭萬橘「万病円」
灰色の長着。
まずは高めの声で挨拶。その声の出し方で力が抜け笑いがこぼれます。
スマホの写真の自動まとめ機能、子供の男女差、ちょい尾篭な話多めで悲鳴があがりつつ、そのほかざっくり言うと差別などのマクラから、噺へ。
初めて聞く噺。
偉そうな浪人に、町人がやり返し胸がすく内容。
浪人の「ほほう、なかなかやるな」と言いつつ意地悪な顔がなんだかぴったり。
下げは「傲慢でございます」。
だけど息が続かないのか詰まったのか、小さな声で言う。わはは。

苦笑いの中、気を取り直してそのまま次に。

三遊亭萬橘「転宅」
ちゃんと日本橋浜町の黒板塀に見越しの松の妾宅。
女が旦那からお金を預かって(預ける理由も言っていた)見送って部屋に入ると不審者がいて「あんた、だれ」。
「金よこせ」「金なんかないよ」って入口から、
「この段平物が目にはいらねえか」「どこにあんだよその段平物は」「忘れてきちまった。初めてだからな」と続いていく。
泥棒が女に押され押されて疑心暗鬼なとこもありつつ信じちゃう気のよさが2人のやりとりからよく伝わる。
煙草屋では、転宅の顛末を、婆さんに座布団を持ってこさせ、じっくり聞かせてました。
下げは「うまくかたりやがった」。

仲入り10分

三遊亭萬橘「明烏」
オレンジがかった白っぽい長着。
ネタ出しの一席。
時次郎はかくれんぼをしていたらしい。わはは。
「論語」が愛読書。
源兵衛太助が主役。
甘納豆食べてました。
甘納豆投げてました。
源兵衛太助は1階の部屋で、時次郎は2階の次の間つきの部屋でした。
設定がしっかりして、人物もしっかりして、それは言葉の何気無い一言で伝わり、そういう積み重ねで噺がわかりやすくおもしろく腑に落ちるんだなあ、と改めて思いました。

19時開演20時50分頃終演。

男女半々か、男性多め。
客席に緊張感はないけど、スマホが鳴ったりしない、何と無く慣れた方々。
おもしろいところでは笑う、自由で楽な雰囲気で、仕事帰りにひと笑い、にぴったりでした。

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