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2020年02月10日19:03

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前田建設ファンタジー営業部・犬鳴村・アントラム観てきたよ

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■前田建設 ファンタジー営業部
あんまり期待しないで観たのですがなかなか良かったです。実在の企業が2000年代始めに実際に行った広報活動で、マジンガーZの格納庫を実際に作ったら、工費や工期はどうなるのかというシミュレーション。架空の引き合いに対し、本気で見積りを作るというわけ。はじめは机上でのディスカッションだけなんですけど、中盤から後半にかけてトンネルの掘削現場や実在のダム施設などの映像を盛り込み、『デカいものを作る』というむやみにわくわくする挑戦を描いていました。大人が本気で遊ぶと凄いんだぞ、というとても共感できるストーリーで、笑えて楽しい良作になったと思います。いかにも日本人的なメンタリティの仕事人が多数登場するんですが、外国人がどう思うのか聞いてみたいですねえ。

■犬鳴村
はあ……。結構期待して観に行ったのですが、肩透かし。ショボい。ストーリーも映像も安っぽいです。実在する都市伝説『犬鳴村』をモチーフにしたらしい(元の都市伝説の方は全然知りませんでした)のですが、まあなんというか。とっちらかってて散漫な印象です。死因が溺死の被害者が出てきた時点でそーいう話になると予想はできるのですが、筋書きがいかにも適当に思えるんですよね……もうちょっとアイディア出せないのか。赤ん坊の休出で時間ループにしていい話にしようとするのも解せない。必要あるか? もっと恐くしなさいよ。というわけで、期待してはいけません。がっかりしたよ。

■アントラム/史上最も呪われた映画
上映館がまるごと火事になって大勢の死者が出た(火元は観客席の複数の座席だったそう)他、配給に関わった人が次々死んでいるということでお蔵入りになっていた映画アントラムです。本編の前と後に、ちょこっと映画についての説明が付いています。が……いわくの方だけ広まっちゃってて、肝心の映画の方はあまり恐くはないという。悪くないけど、良くもないよなあ。劇中に出てきた、英語じゃ無い言葉(イタリア語とかスペイン語とか、ラテン語系っぽい印象)を喋る白人の悪魔崇拝者(ユダヤ人っぽい外見?)が良かったかな。超自然現象よりもめっちゃ恐いわ。ただ、突然切腹を試みて下手な日本語喋るパンイチの男は無いですよ……無いですよ。あれでだいぶ白けてしまった……。エンディング後の説明でグリモワールがなんちゃらかんちゃら言ってた時に表示されていた本、あれゲーティアでしたね。スペルが短いので読めたぞ。これが妖蛆の秘密だったら間に合わなかったところだ……。映画はB級でしたが、逸話の方がめっちゃ恐いので、逸話の方を主題にフィクション作品作ったら良かったんじゃないかな。映画館の従業員がポップコーンをLSDでジャブジャブにして、扉に鍵かけて観客がパニックになった話とか、すげえ強烈な実話エピソードでぞわぞわします。
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