同名のゲームとは全く関係ない。
あらすじ
身重の妻を置いて、トロイア戦争に出張ったイタケ王オデュッセウス。木馬の計でトロイを滅ぼしたけれど、それを恨んだトロイ王から呪いをかけられる。
で、帰国の船が難破したり、難破した先に住んでいた女神カリプソに横恋慕されて勾留されたり、サイクロプスを始めとするモンスターに襲われたりしたけれど、そのたびにトロイの巫女で 捕虜にしていたキルケーに助けてもらって、何やかんやで二十年ぶりにイタケに帰国。
で、悪漢に国を乗っ取られそうになっていたので、青年になっていた息子と一緒に大立ち回り。危うい目に合うが、やっぱりキルケーが助けに来てくれて大勝利
…したのもつかのま、トロイ王の呪いでクラーケンが王国に上陸。オデュッセウスが普通に弓矢で戦ってみたもののびくともせず、結局キルケーが倒してくれるが、キルケーは力を使い果たし死亡。ありがとうキルケーで完。
感想
オデュッセイアを下敷きにして、オデュッセイアでは オデュッセウスの部下をブタに変えたりと むしろお邪魔キャラだったキルケを、便利なお助けキャラに大幅改変した話。というか、むしろキルケが主人公で オデュッセウスがヒロインに見えてくるレベルで、キルケが大活躍する。
前半は飛ばし飛ばし見ていたせいで、なんでキルケがこんなにオデュッセウスに肩入れしているのかは不明。トロイの巫女云々も、ネットに上がっているあらすじ紹介みたいなので 初めて知った。トロイの巫女といえば、一般的にはカサンドラ。カサンドラであればトロイで迫害を受けていたことになるわけで、そのへんと設定を混ぜたのだろうかなと。
いちおう、オデュッセウスも全く役に立ってないわけではなくて、サイクロプスを騙して ケシのエキスでラリらせて、その隙きに目を潰したりはしている、逆に言うと、私の見ていた範囲では、道中で他にこれといった活躍はなかった、オデュッセウスの部下に至っては、ただただ殺されるだけの役だった。
カリプソに勾留されている時間が やたらと長い割には、モンスターとの戦いはアッサリ。ほんの数分で終わるし、2017年作品とは思えないレベルで、CG合成がショボい。低予算でモンスターにカネをかけられない分、俳優たちの演技だけでできるカリプソの尺を引き伸ばしたのかなと邪推しないでもない。
レビューサイトで見ると、低評価ばかり。実際 マトモな映画と比べたら低クオリティなのだけれども、最初からB級だと思ってみれば、かなり見られる方。B級も好きだったら 悪くないかもしれない。
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