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2020年02月04日10:46

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体をだいず(大豆=大事)に 福は内

 (2020年2月3日)

ずいぶん前のことですが  節分、豆まきの季節の近況お知らせのはがきに 豆まきの升(ます)、福豆、鬼の面などを書き ” 体、おだいず(大事)に ” と山形弁の言葉を書いて出しました。色鉛筆で色を塗って仕上げながら自己満足で楽しみました。入り豆は昔は各家で ホウロク で炒って作ったお豆でした。おいしいとは言えないけど噛み心地、カリカリと噛み砕く歯の強さは元気な子供の特権みたいなものでした。噛み続けると豆の香ばしさがだんだんわかってきます。今はどこのスーパーにも並んでる山形のでん六豆製菓の福豆で豆まきします。昭和の時代、♪一粒食べたらやめられない でんでんでん六豆 うまい豆♪ のコマーシャルソングとともに衝撃的に大流行したでん六豆でした。山形で連想するお豆と言えば 1番はお正月やお祝い膳に欠かせない、豆数の子です。緑色の大豆を一晩水につけて膨らませた豆を茹でて数の子と和えた縁起ものです。茹で加減が旨味を決めます。2,3番目は山田屋のふうき豆 と でん六豆です。山田屋さんは大沼デパートのすぐ近くに間口は半間くらいの狭いお店。明治20年生まれのばばちゃんも明治42年生まれの母も大好きなふうき豆でした。今も物産展などで 山田屋のふうき豆、のチラシを見つけたら 完売の前に急がないと、売り切れご免になる前に、、。
 昨日の読売新聞編集手帳の記事は誰にも通じる百貨店(デパート)。山形では県内最後の一店が閉店。百貨店は夢の宝石箱。開店直後の百貨店、店員が深々と頭を垂れる中、胸を張って歩く。まるでお嬢様になったような気分、よそ行きの服、屋上の遊園地、目移りした食堂のメニューと記事を読みながら記憶が重なります。
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