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2020年01月16日22:05

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Agnieszka Holland

■直木賞に川越宗一さん「熱源」 芥川賞に古川真人さん
(朝日新聞デジタル - 01月15日 18:17)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5936804

昨日の日記に、直木賞の小説、映画になるわね!って書いたけど、いろいろ読んでみたら、実はこれ、実在の人物を元にした話だった。アマゾンの要約は:

>樺太(サハリン)で生まれたアイヌ、ヤヨマネクフ。開拓使たちに故郷を奪われ、集団移住を強いられたのち、天然痘やコレラの流行で妻や多くの友人たちを亡くした彼は、やがて山辺安之助と名前を変え、ふたたび樺太に戻ることを志す。
>一方、ブロニスワフ・ピウスツキは、リトアニアに生まれた。ロシアの強烈な同化政策により母語であるポーランド語を話すことも許されなかった彼は、皇帝の暗殺計画に巻き込まれ、苦役囚として樺太に送られる。
>日本人にされそうになったアイヌと、ロシア人にされそうになったポーランド人。
文明を押し付けられ、それによってアイデンティティを揺るがされた経験を持つ二人が、樺太で出会い、自らが守り継ぎたいものの正体に辿り着く。

アマゾンのレビューを読んでも評価が高いし、本当に映画化すべき作品よね、って思った。しかもピウスツキの弟はポーランドの国民的英雄ジョセフ・ピウスツキ。一昨年ポーランドへ行った時、公園の入り口のところに、1918年ポーランド独立の立役者のということで大きな銅像があって、その時は何も知らなかったので、ふーん、でっかい髭ねぇ、って思っただけだったけど、お兄さんは日本に関わりのある人だっただなんて!しかもヤマヨネフクス、ピウスツキどちらもWikiのページが日本語でも英語でもあって、生い立ちが分かる。

それで考えたのが、映画化するんなら、アグニエスカ・ホランドね!今まで実在の市井の人をテーマにして、どんな人間にもいい所と悪いところがある、というテーマで描いてきたホランド。2012年のIn Darknessもアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたけど、賞は逃した。アタシ、実はあの年の外国語映画賞のノミネート作品のなかで一番すきだった。日本では「ソハの地下水道」って名前で公開されたのね



アグニエスカ・ホーランド、生存する監督の中で好きな5本の指にはいるわ。いや、昨日なんてマジに、ホランドにお手紙書いて、「映画化しませんか?」ってやろうかとまで思った。しかもポーランドでの撮影場面も入れると、EUからもお金でるし。なんかアタシのシナリオ書く題材がまた一つ増えたわ。目がハート

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