ACRとは、ア・サーティン・レイシオの略なのである

マンチェスターの至宝バンド、ファクトリーの宝、かつてはニュー・オーダーの弟分と呼ばれたこともあった。
様々な形容詞が思い浮かびます。
ポストパンクから出発してハウスに走った時期もあり、でもライヴを観たら、こいつら全然変わってねーな！って印象。
新宿のMARZというライヴハウスでア・サーティン・レイシオの再来日公演を観てきました。
特にヒット曲があったわけでもないのですが、ずっとバンドを続けてきたって、すごいことだよな。
幾度かのメンバーチェンジはあったのですが、中心メンバーはずっと残って活動を続けてきたことに、まず拍手！
（余談ですが、ベース、ヴォーカルのジェレミー・カーはトム・ヴァーレインにルックスが、ちょっと似てます）
「シャック・アップ」「フライト」「ドゥ・ザ・ドゥ」など、私が聴きたかった曲もバッチリ演ってくれました。
アンコールの最後に「SI FIRM O GRIDO」（いまだになんて読むかわからん。シ ファーム オー グリド？）のイントロが鳴った瞬間に、思わず❝来たぁ〜っ！❞って叫んじゃいましたぜ。
ホント、この曲って、ほぼリズムセクションだけで聴かせてしまうという、すごい曲なんだよな。