年末、長男とその友人と3人で飲みに行った事は少し書きました。
行った店は、長男がかねてから話していた、
小学校・中学校のバスケット部の同級生の友人が、昨年11月に開いた店でした。
その友人は、母子家庭でした。
お母さんは、中々迫力のある人で、小学生の頃は試合の応援で時々顔を見ていました。
長男の話によると、どうも母親との仲が良くないようで、
高校にも行かずに、東京に出て焼鳥屋で働いていたとの事です。
彼の店は、自宅の近くです。
店に行って驚いたのですが、僕の知り合いの所有しているビルの1階でした。
その知り合いとは、近所と言う事もあり、時々街なかで顔を合わせます。
妙な縁だと思いました。
店は結構な広さがありました。
オープンキッチンのような感じで、調理している様子が分かります。
入ってすぐ、焼鳥を焼いていたその友人と顔を合わせました。
中学を卒業以来ですから、20年は会っていませんが、すぐに顔が分かりました。
彼も僕と分かったようで、挨拶されました。
長男は2回目だったので、彼の勧めに従い、色々食べました。
値段は少し高めでしたが、とても美味しい焼鳥でした。
女性と男性の店員さんがいて、その友人は焼き専門のようで、黙々と焼いていました。
余り愛想は良くなく、正に職人と言う感じでしたが、
小さい頃から余り愛想の良くない子だったので、彼らしいとも思いました。
彼は身長も高くなく小柄でしたので、ガードのポジションをしていました。
スピードがあり、飄々と相手チームの間を抜いて行く感じがしました。
そして、3ポイントシュートがよく入りました。
僕の席からは調理場が見えたので、長男たちと話ながら、時々彼の姿を見ていました。
僕たちが入ったすぐ後で、店は満席になりました。
入店するお客を何組か断っているような状況でした。
年末の土曜日と言う事もあるのかも知れませんが、
開店して2か月程度で繁盛していると思いました。
味が良いので人気なのかも知れません。
会計する時になって、彼が調理場から出て来ました。
背が高くないと覚えていましたが、今は伸びていて僕より高かったので、驚きました。
30代半ばで、立派な店を持ったのですから、
大変な努力を重ねたのだと思います。
二言三言話しをしましたが、彼が立派になっていて、とても嬉しくなりました。
店を出たら、長男が、良い店だろうと言って、
さらに、出来たら使ってやってくれと言いました。
余り最近は飲みに行く機会が減りましたが、是非また行こうと思いました。
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