mixiユーザー(id:13829757)

2020年01月07日12:01

93 view

ゴッホ展

もうすぐ終わりという事で体調整えて行ってきました。
月曜は他の博物館とかは休みなので静か。
でもここ上野の森美術館は相互割引等もやってる関係かチケ売り場もそこそこ並んでてびっくり。
待機列はなかったからすぐ入れたけど中は激混みで全部人の頭。
色的にもオランダ時代はどよーんとしていてすいませんちら見でパスしました…
次の展示コーナーは印象派といわれる名前を聞けば有名な画家さん達の絵と共にゴッホさんの絵も展示。
後は壁上?や展示されてるところにゴッホさんが弟テオや友人に送った手紙の一文もあるので絵とリンクしてるのかも?
私個人的に気に入ったのは麦畑シリーズ?の麦畑とポピーと麦畑。
ポピーの赤色が目に入るけど嫌な入りかたじゃなくて麦と仲良く邪魔しない共存と勝手に思った自分。
麦畑はひまわりと似た色合いなんだけどゴッホさんの麦愛を感じる(笑)
何だか暖かく感じて気持ちの良い絵でした。
ただご本人はここから鬱期に突入するんですよね。
人付き合い出来るようになってテオの影の努力で念願のゴーギャンとの同居生活。
はじめは刺激をお互いに受けて楽しかったと思うんですよ。
でも個性が強い人同士上手く行くのかなあ?とかどちらかがどちらかに対して強くプラスマイナス意識し過ぎるとダメだったんだろうなあ。
最悪の形で終わるパターン。
その頃には結婚していた弟テオの都合上お兄ちゃんを引き取る訳にもいかずお兄ちゃんもそこはさすがに空気を読んで入院。
このサンレミ療養院からの庭の絵が綺麗。
この辺は素人の私が考えるのも失礼かもだけど実はこの療養院にいた時が一番幸せだったのかも?なんて考えてしまう。
糸杉とオリーブを題材に気に入るの何で?なんだけどこの糸杉の絵が何て言うのか木なんだけど木じゃなくて私には人にも見える気がした。
この絵がチケの画面になってたりと目玉の絵なので混み混みで人とぶつかりながら眺めたけど麦畑はほんわりと暖かくて受け入れてくれる絵に対してこちらは人を寄せ付けない絵に感じました。
そのツンデレ具合がまたファンにたまらないのだろうか?
でも退院後に弟宅に行った時に何かが起こりゴッホさんは自殺を図り数日後に死亡テオも約半年後に亡くなってる事から絶対あったんだろうなあ的な幕引き。
ずっとお兄ちゃんの面倒を見てきた弟というイメージありましたがテオの方がお兄ちゃんの面倒を見るという名目で依存してたのかしら?
こればかりは二人が亡くなってるので推測と憶測と好奇心でしか語られないでしょうね。
二人の死後はテオ夫人が取り仕切りしてたそうなので彼女も関係してた?でも奥さんにしたら結婚した子供生まれたお金必要なのに何でお兄ちゃんにいつまでも仕送りしてる?家族問題は永遠に変わらない気もしました。
いろいろ考えさせられるゴッホさんでした。
他の展覧会で見かけた花の景色の絵が気に入って今回来る決め手になりましたとも書いておきます。
ちなみにもう終わった展覧会でも上野でやってたモノや現在開催中の展覧会チケを見せると100円割引になるので意外と助かります。
1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する