暖冬と大雪の「北八ヶ岳」ヒュッテ（晩餐と下山編）

ちょっとだけ休憩・・・の積りが、すっかり日も落ちて目覚めると夕飯が出来上がっていました。（スミマセン！）

今晩はキムチ豆乳鍋と即席浅漬けです。キムチ漬けの素を持参して本格的に調理したものでかなりの美味と辛味！でご飯も進みます。


食事中から日本酒を何本も空け、今日、白駒に上がった以外のメンバは皆元気です。私はグレンフィデック12年が飲みやすく気に入ったのでそればかり飲んでいました。


山口から駆け付けたメンバーからは雲丹かまぼこの差し入れが・・・これは、長野の日本酒「大信州」がさっぱりとして良く合いました。


甘い物が欲しくなった頃合いで、自家製チョコケーキも作成しました。女性メンバーが持参したチョコケーキにホイップした生クリームを乗せただけですが、塩味が続いていた口にはちょうど良かったらしく大先輩達もペロッと食べていました。


更にもう１つ、今回参加できなかったメンバの奥様からは自家製シュトレンの差し入れがあり、これもフルーツの絶妙の漬かり具合とケーキの歯ごたえ、深みのある甘味に味わいがありたちまち売り切れとなりました。（こちらは持参したドリップコーヒーとともに頂きました）



これだけ飲み食いしてもまだ午後8時前。山の夜は長いです。この日は小屋に常備してあるギター（だいぶ壊れていますが・・）を使って先輩方の大合唱大会となりました。


小屋には歌集も常備してあるのですが、何せ昭和・・年の歌が多く何度も聴いているのについて行くのは大変です。それでも11時くらいまでは一緒に楽まさせていただき、その後ゆっくり床につきました。（もちろん他メンバは継続中）


翌朝（大晦日）も思いっきり寝坊してしまい、皆さん、前日のキムチ鍋で作ったおじやの朝食が済んでしまっていました。（みんな早い！）

後片付けをして持てるだけのゴミ（瓶が多い！）を持って下山です。31日は後半寒気が入るとの事でしたが、小屋周辺はまだ暖か（+3度！）で、雲間からの日差しも暖かです。





午前中で逆光でない天狗、硫黄岳の眺めを期待しましたが見事な曇り空で、あられ、も降りだして来ました。


登り（前々日）より明らかに融雪が進んでしまった尾根を下ります。
前方には秩父の山々。




あっという間に麓のスキー場に到着です。ここで八峰（ヤッホー）の湯に行くというメンバと別れ一人ひなびた「稲子湯」に向かいました。
ここは沸かし湯の鉱泉ですが心地よい炭酸泉で下山後の体に優しいお湯です。


小一時間ゆっくりした後、名残惜しい温泉を後にします。付近には「みどり池」方面に向かう登山客の車が多数入っていました。



行きは気付きませんでしたが、松原湖は部分的に薄い氷が張った状態で、ワカサギ釣りができるようになるにはまだ時間がかかりそうです。


帰路の双葉インターからは見事な富士山。でもすごい風でした。



富士登山まであと６か月・・・