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2020年01月01日20:26

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古楽の楽しみ、他XXIV(随時追記)

古楽の楽しみ 2019/12/18放送分
▽公開収録 石川県能美市(1)イタリア古典歌曲の世界
11月に石川県能美市で行われた公開収録の模様を2回にわたりお送りします。出演:大塚直哉、波多野睦美 ほか/能美市根上総合文化会館

大塚直哉, 波多野睦美, 大西律子, 宮崎蓉子, 池田梨枝子, 山根風仁

九谷焼が始まった頃の音楽
会場にあるのは石川県出身のピアノ製作者が手がけたチェンバロ
曰く「ドイツに留学した折チェンバロの存在を知る。石川県には素晴らしい文化があるのにチェンバロが知られてないのは…」

スカルラッティ:チェンバロを知り抜いていて楽曲はどれも新鮮

バロック・ヴァイオリン奏者
大西律子:元はモダンヴァイオリン
構えた時あごの下にお皿のようなものがないので手で支えなければならない
細く短い弓 弦の材質はガット弦:湿気に弱く調弦が難しいが柔らかい音
Stradivarius

宮崎蓉子:長くヴァイオリンを習っているとコレッリを節目節目に弾く

「管弦楽組曲 第3番 ニ長調 BWV1068 第2曲から」
バッハ:作曲
(バロック・バイオリン)大西律子、(バロック・バイオリン)宮崎蓉子、(バロック・ビオラ)池田梨枝子、(バロック・チェロ)山根風仁、(チェンバロ)大塚直哉

「ソナタ イ長調 K.208」
ドメニコ・スカルラッティ:作曲
(チェンバロ)大塚直哉

「トリオ・ソナタ ヘ長調 作品3第1から 第1楽章、第2楽章」
コレッリ:作曲
(バロック・バイオリン)大西律子、(バロック・バイオリン)宮崎蓉子、(バロック・チェロ)山根風仁、(チェンバロ)大塚直哉

(バロック・ビオラ)池田梨枝子
ヴァイオリンを専攻後バロックを始めてからビオラ奏者に転向
内声ならではの渋いパートをどう活かすか

「管弦楽組曲 第3番 ニ長調 BWV1068から 第2曲」
バッハ:作曲
(バロック・バイオリン)大西律子、(バロック・バイオリン)宮崎蓉子、(バロック・ビオラ)池田梨枝子、(バロック・チェロ)山根風仁、(チェンバロ)大塚直哉

「歌劇「クセルクセス」から なつかしい木陰」
ヘンデル:作曲
(メゾ・ソプラノ)波多野睦美、(バロック・バイオリン)大西律子、(バロック・バイオリン)宮崎蓉子、(バロック・ビオラ)池田梨枝子
(バロック・チェロ)山根風仁、(チェンバロ)大塚直哉
 バロック時代は声楽の時代でもあった

(メゾ・ソプラノ)波多野睦美
トリニティ音楽大学卒
イタリア古典歌曲の代表からOmbra mai fu
宗教曲だと思い込んでいる人が多いが違う王様が歌っている、長いオペラのわりと最初の曲

大塚先生)イタリア古典歌曲:声楽の教科書のようなもの、大きな源流
波多野睦美)大河ドラマで一番扱われる時代の頃にオペラが誕生した

「愛の神よ、何を待っているのですか」
カッチーニ:作曲
(メゾ・ソプラノ)波多野睦美、(バロック・バイオリン)大西律子、(バロック・バイオリン)宮崎蓉子、(バロック・ビオラ)池田梨枝子
(バロック・チェロ)山根風仁、(チェンバロ)大塚直哉
新音楽、ガリアードのリズム
愛の神:ギリシャの劇をもう一度再生させるのがオペラ黎明期の課題だったのでよく登場する
愛の神の矢にやられると神々もその運命から逃れられない
タンバリン演奏も波多野睦美

レスタティーヴォとアリア

「歌劇「オロンテア」から あこがれの人に」
チェスティ:作曲
(メゾ・ソプラノ)波多野睦美、(バロック・バイオリン)大西律子、(バロック・バイオリン)宮崎蓉子、(バロック・チェロ)山根風仁、(チェンバロ)大塚直哉
オロンテアは女王の名前、一人で国を統治し男嫌いだから結婚はしないと言い張っていたのだがある時美青年の画家が宮廷に現れ…
この気持ちをどうやって伝えたら良いか分からない、私の代わりに彼にくちづけしておくれとそよ風に頼む

「チェロ・ソナタ 変ロ長調 RV.46から 第1楽章、第2楽章」
ヴィヴァルディ:作曲
(バロック・チェロ)山根風仁、(チェンバロ)大塚直哉

山根風仁)東京芸術大学でチェロを学ぶ
モダンとバロックの見てわかる違い
モダン:金属ないし木製の棒を床に立てる(エンドピン、18cの発明
チェロが旋律を受け持つようになった時楽器が固定されていたほうが弾きやすい
バロックにはないが楽器が前後の動きを使えるのが長所
大塚先生)安定を敢えて捨ててニュアンスを取りたい

ヴィヴァルディの声楽曲はスターバト・マーテルが有名


「弦楽のためのソナタ ロ短調」
アントニオ・カルダーラ:作曲
(バロック・バイオリン)大西律子、(バロック・バイオリン)宮崎蓉子、(バロック・ビオラ)池田梨枝子、(バロック・チェロ)山根風仁、(チェンバロ)大塚直哉

「オラトリオ「セメレ」から さあ、アイリス、行きましょう」
ヘンデル:作曲
(メゾ・ソプラノ)波多野睦美、(バロック・バイオリン)大西律子、(バロック・バイオリン)宮崎蓉子、(バロック・ビオラ)池田梨枝子
(バロック・チェロ)山根風仁、(チェンバロ)大塚直哉

大塚先生)ヘンデル:英語を喋る人の前でイタリア語の仕事をするドイツ人
その内英語の作品も手がけるようになる
波多野睦美)ジュピターの妻ジュノーは結婚の女神、セメレの結婚のお膳立てをするが「ジュピターが良い」
友人であるアイリスを伴い復讐に向かう歌

〜〜〜〜〜
ローマ神話になっても最高神の鼻の下の長さは変わらず騒動が起きる(´Д`)
波多野睦美さんの表現の幅が途方もなく広い、二十数年前に初めて聴いたのが清らかなクリスマスキャロルだったのでびっくり

今日の公開収録はヴァイオリンとチェロのモダンとバロックの違いについて触れる
ガット弦(羊腸)は湿気に弱い…腸詰にも使われるもんなあ(コイツ
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古楽の楽しみ 2019/12/19放送分
▽公開収録 石川県能美市(2)イギリス・バロック歌曲の世界
11月に石川県能美市で行われた公開収録の模様をお送りする2回目。出演:大塚直哉、波多野睦美 ほか/能美市根上総合文化会館

「管弦楽組曲 第3番 ニ長調 BWV1068 第2曲から」
バッハ:作曲
(バロック・バイオリン)大西律子、(バロック・バイオリン)宮崎蓉子、(バロック・ビオラ)池田梨枝子、(バロック・チェロ)山根風仁、(チェンバロ)大塚直哉

「帰っておいで」
ダウランド:作曲
(メゾ・ソプラノ)波多野睦美、(チェンバロ)大塚直哉

「シャコンヌ ト短調 Z.730」
パーセル:作曲
(バロック・バイオリン)大西律子、(バロック・バイオリン)宮崎蓉子、(バロック・ビオラ)池田梨枝子、(バロック・チェロ)山根風仁、(チェンバロ)大塚直哉

「オラトリオ「メサイア」から 主は羊飼いのようにその群れを養い」
ヘンデル:作曲
(メゾ・ソプラノ)波多野睦美、(バロック・バイオリン)大西律子、(バロック・バイオリン)宮崎蓉子、(バロック・ビオラ)池田梨枝子、
(バロック・チェロ)山根風仁、(チェンバロ)大塚直哉

「グリーンスリーヴズ」
イギリス民謡:作曲
(メゾ・ソプラノ)波多野睦美、(チェンバロ)大塚直哉

パッサメッツォ:バスが決まった音を奏でる
グリーンスリーヴス:楽譜がないが当時は皆知っていた曲、シェイクスピアにも登場

オスティナート・バス

「グラウンド・バスに基づく即興演奏」
(即興演奏):作曲
(バロック・バイオリン)池田梨枝子、(チェンバロ)大塚直哉
グラウンド(地面)バスによる即興 レドシラの音

(ヴィターリのシャコンヌ、オルガン伴奏の冒頭部分がレドシラだ)

「カノン」
パッヘルベル:作曲
(バロック・バイオリン)大西律子、(バロック・バイオリン)宮崎蓉子、(バロック・バイオリン)池田梨枝子、(バロック・チェロ)山根風仁、(チェンバロ)大塚直哉
オスティナート・バスの名曲
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「シャコンヌ ト長調 HWV.435」
ヘンデル:作曲
(チェンバロ)大塚直哉
同じくオスティナート・バスの曲

大塚先生の演奏は色彩豊か(*´ω`)
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「歌劇「ディドーとエネアス」から 私が土の中に横たえられた時」
パーセル:作曲
(メゾ・ソプラノ)波多野睦美、(バロック・バイオリン)大西律子、(バロック・バイオリン)宮崎蓉子、(バロック・ビオラ)池田梨枝子、
(バロック・チェロ)山根風仁、(チェンバロ)大塚直哉

カルタゴの女王ディドはエネアスに恋をするが悲しい結末を迎える
チェロによる『運命の輪』と呼ばれるオスティナート・バスに乗せて

"パーセルは音がねじれている"が、女王のとんでもない精神状態には合致
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「歌劇「アーサー王」から この上なく美しい島」
パーセル:作曲
(メゾ・ソプラノ)波多野睦美、(バロック・バイオリン)大西律子、(バロック・バイオリン)宮崎蓉子、(バロック・ビオラ)池田梨枝子、
(バロック・チェロ)山根風仁、(チェンバロ)大塚直哉
ブリテン島の話
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「組曲「水上の音楽」HWV348 第5曲から」
ヘンデル:作曲
(バロック・バイオリン)大西律子、(バロック・バイオリン)宮崎蓉子、(バロック・ビオラ)池田梨枝子、(バロック・チェロ)山根風仁、(チェンバロ)大塚直哉

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