原則禁止。@ニュース日記【ふぐ調理】

フグ処理資格認定基準を統一
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呟きに散見される、ふぐの卵巣を食す地域の住人です(^^)/

ごまふぐの卵巣を、１年半塩漬にしたうえでさらにもう１年半今度は粕漬にする。
そうすることで猛毒として名高いテトロドトキシンが無毒化され、珍味として美味しく食べられるようになるのです。
食感は、同じ魚卵系のタラコみたいな感じ。
発酵食品らしいうまみがあふれてて、日本酒のおつまみ、お茶漬けのネタ、無塩バターとともにさっとパスタに絡めて刻み大葉もりもりでも美味しい。


江戸時代、日本海を北前船が往来していた頃の置き土産。今では、寄港地だった美川と金石（当時は『宮ノ腰』）に残るだけの珍味ではあるけれど。
統一基準ができても、特例として守れたらいいなあ。
なにしろ、無毒化される科学的プロセスの解明には今も至らないために伝統の製法をひたすら守ってしか作れないのですよ。そのくらいデリケートな、言い方を変えれば扱いの難しい食材。
最初に誰かが『捨てるの勿体ないけど毒あるし、なんとか無毒化して喰えねぇかなあ』って思いついちゃったかもだけど。どれだけ犠牲を払って今の、食べられるレベルにまで来たのかと思うと色々怖い(；・∀・)