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今日はテアトル新宿で「この世界の（さらにいくつもの）片隅に」を観てきました。

監督：片渕須直

声の出演者（役名）：のん（北條すず）、細谷佳正（北條周作）、尾身美詞（黒村径子）、稲葉菜月（黒村晴美）、牛山茂（北條円太郎）、小野大輔（水原哲）、潘めぐみ（浦野すみ）、小山剛志（浦野十郎）、津田真澄（浦野キセノ）、岩井七世（白木リン）、花澤香菜（テル）他。

２０１６年に公開されたアニメーション作品「この世界の片隅に」に、新たなシーンを追加した長尺版です。

すずが花街に紛れ込んで知り合った遊女のリンを訪ねて行くと、リンは客の相手をしていて顔を出せず、風邪で寝込んでいたテルとの出会いの場面、そして花見の場でリンと再会し、すすがリンには何もかも敵わないと知る場面、舅の円太郎が飛行機エンジンのテストをしている場面、呉空襲で係留されている艦艇が爆撃されるシーンなどが追加されています。
３年前に観たので、追加シーンだと気づいていない場面もあるかと思いますが、リンとすずのやり取りから、すずの新たな一面も描かれていたように思います（すず自身は嫌な部分と捉えています）。
それでも、天然でのほほんとしたすずはとても愛らしいキャラクターだと改めて感じました。

そして、夫・周作を始め、嫁ぎ先の人々の温かな人柄、すずが出会った人々の多くが優しさで溢れていて、愛おしく感じられる作品でした。

公式サイトＵＲＬ
https://ikutsumono-katasumini.jp