警部「この事件のポイントは、、いつ、どこで毒物が付着し、そしてそれを服毒したかだ」
「ゴルフ用のグローブから毒が検出されたが、ゴルフクラブからは検出されなかった。つまり、毒物が付着したのは“最後のパットを打った後”ということになる」
「最後のパットを打ってから倒れるまでの間、彼女は何をした?」
部下「カップインしたので、カップの中のボールを拾い、“ゴルフの神に感謝した”あと、ファンに向かって手を振りました」
警部「この大会は多くのテレビ局も来ているから映像が残っているだろう」
これがゴルフの神に感謝している映像だ。
「そう、彼女は優勝を決めたゴルフボールに感謝のキスをしていた」
「毒が付いているとも知らずに」
「毒はグローブよりも先に、ゴルフボールに付着していたのだ」
部下「そうだったのか、、、でもいったいどこで?」
「テレビカメラがたくさんいるなかで、部外者がボールに触るなんてできませんよ」
警部「ボールに直接触る必要はない。ボールの行く末に毒を撒けばいい」
「ボールが必ず行きつく、“カップの中”にな!」
「犯人は被害者が次の一打で必ず優勝するとわかっていた。どうしてもそれが許せなかった」
「だから犯人は自分のボールを拾うときに、カップ内に毒を撒いたんだ。カップの中に入れた手はカメラの視覚になりわからないと思ったのだろう」
「犯人はワイ子だ!」
おわり。
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