とある祈願をするために滋賀は彦根の多賀大社へ、一般道を使って2時間かけて参拝。
丁度昼に多賀大社についたので、参拝して目的のお守りを買って、さて昼食は以前から一度食べたかった「近江ちゃんぽん」へ。
以前に高校時代の仲間の飲み会でこの店のことを話したら、同級生で現在近江八幡在住者が「んなもん、聞いたこともない!」と見事に言いきったという代物。
しかし、創業が昭和38年という、自分の生年にほぼ近いという古さ。以前から通るたびに気になっていたのだが、いよいよ食べることができる。
券売機制度でメニューはちゃんぽんの他にラーメンもある。特製ちゃんぽんもあるが、ここはひとつ、店名冠の「近江ちゃんぽん」の並にチャーハンの取り合わせ。
出てきたちゃんぽんは意外や透明なスープ。店内外に「黄金のスープ」と張り紙があったが、まさしく黄金色に輝く透明なスープ。
ちゃんぽんというとどうしてもリンガーハットの長崎ちゃんぽんで白濁したスープが頭に浮かぶのだが、全く想像外のスープ。
麺の上に載っている具材も野菜が殆んどで、リンガーハットで食べるカマボコもタコも無い。これタンメンじゃね?と言いたくなるシンプルさ。
麺は細い縮れ麺でこれまた長崎ちゃんぽんとは全く違う。
スープをすすって驚いた。一口飲んだだけなのに、「何だ、これ!旨い!」と内心驚いた。
野菜の出汁で甘いのは解るが決して甘すぎない、それでいてコクもあって、塩味もしっかり。自分の語彙の貧弱さが悔しい。伝えることが難しい。こればっかりは食べてみてくれとしか。
具の野菜はフライパンで炒めているのだろうが、コゲ臭さは無いし炒めすぎてクタクタになってはいないでシャキシャキしている。それでいて生という感じはしない。
これはもうちゃんぽんでは無く、高品質なタンメンではないのか?
結構真剣に食べてスープは勿論完飲。スープの完飲なんて胃にもたれて、そうそうしないのに、これはもうズルズルと一気に飲み干した。
実に旨い。次回は特製を食べてみようと誓った。
半チャーハンもパラパラで良くできていた。
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