mixiユーザー(id:340648)

2019年12月20日09:32

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あなたは替え刃式ですか?

若い時に大工道具の店に通ったことがあります。
そこでは店主がよく鋸の目立てをしていました。
初めは砥石の見分け方を教えてもらったり、
面白そうな道具を見たりしていたのですが、
そうする内に、鋸の目立てに興味を持ちました。

仕事の邪魔にならないように気を付けながら、
目立ての道具など記憶して、自作もしました。
そうやって覚え、実際に目立てもしてみました。
間も無く、鋸の世界にも替え刃式が登場しました。
すると、プロの大工さんも替え刃を使うようになり
世の中が替え刃社会へと急速に変化し出しました。
その店もいつの間にか消えてしまいました。

工作の道具も肥後守を研いで使っていた時代から
替え刃式のカッターへとすぐに変化しました。
確かに切れなくなったら捨てればいいのですから
時間もかからないし切れ味もすぐに戻ります。
これでナイフ類も後戻りはできなくなりました。

ステンドパネルを製作するためにコパシートを
刃角30°の細工カッターを使ってカットしています。
薄いシートとは言え、コパシートは金属なので
すぐに切れ味が鈍くなり失敗することも増えます。
切れなくなるとすぐに刃を新しくするのですが
使い始めは切れ過ぎるために刃先がシート食い込み
作業しにくくなるのが気になっていました。

切り抜きが多くなるとすぐに切れなくなるので
ケチケチ作戦で試しに百均の鏡のウロコ取りで
研いでみると結構切れることがわかりました。
何度か研いでいる内に使い勝手が良くなり出し、
新品を使うより心地よく使えるようになりました。

刃先を拡大すると微妙にカーブが付いています。
このカーブが効果を産んでいるのかもしれません。
替え刃の時代に研ぐなんて笑われそうですが、
これからは替え刃式には戻れなくなるかも。(笑)

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