「荒川区男性介護者の会」発足時から会長を務める荒川不二夫氏が、
本日午前中、荒川区内の施設を出て故郷栃木県の施設へ向かった。
30年以上前に要介護状態となった奥様を約8年間にわたり介護され、
看取られた翌年、全国に先駆けて「男性介護者」による家族会を立ち上げた。
以降25年間の活動の最中、ご長男・お孫さん・ご次男と直系の親族を
奥様と同じ疾患で失いながら、気丈に過ごされてきた。
今月2日に母が他界して以降、未だ落ち込み気味の自分には真似ができない。
施設を出発される際、甥っ子さんが運転される車の窓から
「ありがとう、またね」と声を掛けてくださった。
93歳と8ヶ月、まだまだお元気でいていただきたい。
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