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2019年12月16日23:41

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【旅行記】「スターパーティー」で一泊

★…というわけで、今更ながら先週の小旅行の旅行記であります。


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行ってきたのは隣県北杜市の山間にあるペンション、「スターパーティー」。その名の通り天文台があり、星を楽しむペンションなのであります。
http://www.star-party.jp/
クルマで1時間ほど。案外近かった。

★実はここのオーナーさんとは日本公開天文台協会(JAPOS)の会合や研修会でしょっちゅうお会いしている仲良し。ウチにも何度か来ていただいているのですが、私の方からは一度も行ったことがなかったので、いつかお客さんになってみたい、と前から思っていたのでした。その「いつか」がついにやってきた、というわけ。もともとは10月に予約していたのですが、その日はあの台風19号がやってきた日の翌日で、それどころではなくなってキャンセル。やっといろいろと落ち着いてきたので、改めての訪問となったものです。


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ご挨拶もそこそこに、早速ペンションの機材を探訪(笑)。おお〜、フジノンの15cm双眼鏡、推定ウン百万円。双眼鏡といってもこのクラスになるともう「ダブル望遠鏡」で、いろんな天体がバリバリに見えます。昔は筋金入りの彗星捜索者はこれで彗星探しをしていました。


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おお、こっちはアメリカの大型赤道儀、ロスマンディや! 名赤道儀として知られていますが、本物を見るのは初めてかも。


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この日の宿泊客は私一人だったので、落ち着いた雰囲気の談話室で談笑。ばっと見普通のペンションのようですが…


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部屋の隅はこういうことになっております(笑)。もちろんみんな現役で、お客さんに貸し出し放題の機材群なのであります。


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その奥は夜じゅう自由に使える…つまり徹夜で星見する人のための…プレイルーム。こっちにも様々な機材や天文本、星に関わる映画のDVDなんかがずらり。


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夕方はオーナーご夫妻と一緒に甲斐大泉のカレー屋さんへ。有名店だそうで、定番メニューのベーコン+ソーセージカレーを堪能。なるほどこりゃ美味しい。


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帰ってからはドーム内にあるこのペンションの主砲、ミードの40cmシュミットカセグレン望遠鏡で天体観望。この晩は満月前の大きな月があり、星雲や星団の観望には向きません。それは来る前からわかってたんだけど、月齢のいい日には私がこっちに来れない(笑)。雲も多かったのですが、その隙間をついていろいろと観望できました。

★しかしそういう晩ではあるので、観望はそこそこにして後は談話室でひたすら天文談義。オーナーの奥様は最近星空案内人の資格を取ったばかりということで、私が持ち込んだパソコンの天体画像フォルダの画像を一枚一枚見ながら三人で午前2時くらいまでいろいろ語り合いました。


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さて、いい加減もう寝よう。寝室はこんな感じ。でも各部屋の隅にはいつでも持って出られるよう双眼鏡が備え付けられていたりして、本当に星見人仕様が徹底しています。


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遅めに起きて朝食もご馳走になる。ああ、人に作ってもらう朝ご飯はおいしいなあ。


…というわけで、なんかあっという間でしたがしっかり堪能できた一泊小旅行でした。

★そしてこの日記が今頃になったのは、ここまでの写真を撮ったカメラを、ペンションに忘れて帰ったから(笑)。翌々日にはオーナーご夫妻がこのカメラを届けがてら、ウチの天文台にまた遊びに来てくださったのでありました。

★ああ、今度はちゃんと月齢のいい晩にお邪魔して、ガッツリ見たいなあ。いつかそうしよう。
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