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2019年12月03日14:28

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劇場版「ＧのレコンギスタⅠ　行け！コアファイター」見ました

１１月２９日から公開された劇場版「ＧのレコンギスタⅠ　行け！コアファイター」を見ました。
「ガンダムＧのレコンギスタ」はガンダム３０周年に富野由悠季総監督が作ったＴＶアニメで２０１４年１０月から半年間全２６話がＴＶ放映されました。これに関しては冨野監督が総監督としてまた全話脚本を書いて作った作品ではありますがガンダムとして商売していくためにバンダイからのガンプラ発売の要求や主題歌のタイアップなどいろんなしがらみがありそれをわかっているはずなのにインタビューでいつものように毒を吐いていました。それを見てちょっと嫌になったところもありアニメ作品としてもいまいち盛り上がりに欠けましたし評判にもなりませんでした。とはいえ最近の有象無象の安易なラノベや漫画原作あるいは小粒のオリジナル作品にくらべると魅力的な部分があったことも否定はできません。
そんな「Ｇのレコンギスタ」＝Ｇレコを富野監督自身の手で５本の劇場用作品に編集して２週間限定公開しようという企画のその１本目にあたるわけです。
タイトルロゴには「ＧＵＮＤＡＭ」の文字もあるのですが監督の趣旨からすると「ガンダムではない」らしいのでここではあえてタイトルにガンダム入れていません。富野監督の編集に関してはアニメブームの時の幾多のＴＶアニメの総集編映画の中で「機動戦士ガンダムⅡ哀・戦士編」の編集の見事さがあるので楽しみではありました。Ｇレコはガンプラの売り上げもいまいちだったためか劇場版オリジナルの新メカも登場せず劇場版に合わせてガンプラになっていないＭＳの商品化もなさそうですし商品化や週１本の締め切りに追われることなく製作できる環境で富野監督がいかに劇場版を作るのかを見てみたいと思いました。

上がチラシです。見た感想はおもしろかったです。ＴＶシリーズ第１話から第５話までの内容でほぼＴＶ通りの展開でした。なにしろＴＶ版と同じ映像のオープニング「ＢＬＡＺＩＮＧ」そしてエンディングはもちろん「Ｇの閃光」そのままです。はっきり言ってＴＶシリーズは５年も前ですし何度もみていないので記憶も定かでないのでＴＶもおもしろかったのか、編集によるものなのか、一気に５話分続けて見たためなのかはわかりませんでした。軌道エレベーターなどの説明的な場面は追加されてたように思いますが。
まあ、とにかくこれからです。６話以降話が進んでいってもおもしろく見れるのかどうかというところだと思います。

ということで公開までどんなペースで５本が上映されるのか全く情報がなかったのですが劇場版第２部「ＧのレコンギスタⅡ　ベリル撃進」が２月２１日に公開されるみたいです。これでいくと３ヶ月ペース、つまり１年間で全５部を公開するということでそれでいけばまあ理想的な展開だと思います。

第１週の入場者プレゼントの「ＧレコⅠ予告絵コンテ」です。Ａ５版の小冊子で

富野監督の第１部の予告編絵コンテが掲載されています。

劇場グッズです。アパレル関係メインでありがちなクリアファイルやキャラクターのグッズはありませんでした。ガンダムにありがちな限定ガンプラもありませんでしたし劇場限定ＢＤなんかもありません。

ということで唯一パンフレットを買いました。限定版でもないのに２２００円もしました！Ａ４版フルカラー６８Ｐとボリュームはありますが。

内容はこんな感じでＧレコ周辺の紹介。設定やキャラクター＆メカ紹介、冨野由悠季監督ロングインタビュー、主演の石井マーク氏のインタビュー、キャストのコメントが載っています。

後半は「Ｍａｋｉｎｇ　Ｐａｒｔ」ということで編集版のメイキングに関して絵コンテ、原画などとスタッフコメントが載っていてどのよう鳴りメイクを行ったかが書かれています。

そして描きおろしイラスト。このように劇場版のＧセルフにはカメラアイ＝目の部分に瞳のようなパーツが入っていて眼のようになっているのです。仮面ライダーエグゼイドの影響(笑)。全シーンにちゃんと足してあります。
そして驚いたのはテーマソングアーティストにドリカムが決まったことです。こういうの富野監督一番嫌いなんじゃないのかなあ。バンダイもここでそんなことしなくても・・・ま、とりあえず第２部以降を楽しみにしています。

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