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2019年12月01日22:28

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カリギュラ

11/14(木) 新国立劇場 中劇場へ行ってきました。

フォト


以前、「カリギュラ」は小栗君で見た事あったけれど、随分前だし、
今回は、菅田君がやるので、内容は暗いけど、友人と一緒に観劇。

調べたら、小栗君がやったのは2007年だったから、記憶があいまいで、
見ながら、「あれ〜こんな感じだったっけ?」と思いだしながら見た感じでした。

舞台装置が印象的で、氷山のように尖った物体が、左右にいくつか置いてあり、
舞台前方の地面にあたる部分には、ガラスというか、鏡のような設定かな?

今回の主要な出演者は、この方々。
菅田将暉、高杉真宙、谷田 歩、橋本 淳、秋山菜津子

このお芝居の演出は、栗山民也さん。
私が見るお芝居では、あんまり多く無かった気がするけれど、
気のせいか、「デスノート」以降増えた気がします。

さて、小栗君のカリギュラと違って、ちゃんと衣装を色々着ていた菅田君。
あの時代の普通の恰好もあれば、バレエダンサーのような格好もあり、様々。

小栗君は、演出が蜷川さんだから、当然栗山さんとは全然違うのですが、
菅田君のカリギュラは、ヒリヒリするような痛みというよりは、何か、人々の弱点をつき、
恨みをかって、憎しみの対象として生きる、もしくは死にたいように思えた。

父親を殺され、敵のカリギュラに対する高杉君は、ある種、歪んだ憧れのような部分を見たし、
最後まで尽くす谷田さんは、体格がガッシリしてるせいもあるし、声が印象的。
そして、敵対勢力のリーダーである橋本さんは、その凛とした佇まいが指でOK
そして、カリギュラのすべてを受け入れ包み込む秋山さんは、究極の女性像かなぁ〜

休憩があったけど、やっぱり正直疲れたあせあせ(飛び散る汗)
見ている方の神経もすり減る感じだから、やってる方はもっとだろうと思う。

世界中に暴君と呼ばれた人は色々いるけれど、一体何がそうさせたんだろう。
愛する人を失った反動なのか、過去に自分を傷つけた人に対する復讐みたいなものなのか…
それとも、退屈な毎日を刺激的にしたいだけなのか…

特設サイトは、こちら…https://caligula.jp/introduction/
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