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2019年11月11日21:20

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国立演芸場 11月中席 柳亭小痴楽 真打昇進披露公演

国立演芸場 11月中席 柳亭小痴楽 真打昇進披露公演

行ってきましたー

楽ぼう/子ほめ
明楽/転失気
柳若/猫の皿
まねき猫/動物ものまね
小遊三/鮑のし
昇太/猿後家
仲入り
口上/ 鯉昇(司会)・昇太・小痴楽・楽輔・小遊三
鯉昇/粗忽の釘
楽輔/代り目
東京ボーイズ/音曲漫談
小痴楽/干物箱

12時45分〜16時15分
時間通り終了

明楽さん、あの、独特の間。疲れ切った表情(いつも)。
「知ったかぶり」を前面に押して、和尚を「あいつ」という珍念。
スマホ歩きをする珍念。なんともおもしろかった。
今まで見た中で、この話が一番合ってる!

小遊三さんは黒紋付の羽織。会場の待ってました感。
なんか楽しそう。甚兵衛さん最高。
甚兵衛さんってどの噺でも嫁を愛してるのかな? 尊敬してるよね、嫁を。
おもしろかった!

昇太さんは自分の結婚からの自由を奪われたいろいろについて長めのマクラがおもしろい。
でもって、噺もおもしろい。
おだてられて、うれしそうにする女将さんの表情が秀逸。
表情とか「まあ」とか、そういうちょっとしたことで大きな笑いが起きる。
すごいなー。

10分の仲入り後の口上司会は鯉昇さん。
これがめちゃくちゃおもしろかった。
飄々と茶化していく。
後の落語もおもろかったけど、受け手として喋るときの自由さがめっちゃおもろい。
鯉昇さんからの茶化しで、小遊三さんは「高校三年生」を歌って口上が終わる。
わはは。

鯉昇さんの「粗忽の釘」は、箒をかけるのではなく形見のロザリオをかける。
なんやねん、その展開!
で独特のサゲにつながる。
めっちゃおもろかった。

小痴楽さんは、グレーのさらっとした長着。首がいつもより深く抜けている。
同色薄い色の羽織。
口上をいじって、本の宣伝して、パソコンの話して、定型のまともなマクラで噺へ。
めっちゃくちゃ丁寧な「干物箱」。
善さんが若旦那の身代わりをして部屋の上に潜むとこからトントンとおもしろかった。

そんなわけで、楽しい月曜の昼間。
客層はご年配多し。
小痴楽さん客層見ちゃうので、
やっぱり夜の部とか土日の、若年層もいる会の方が本領発揮だなあ。
ちょっと小さくまとまっていた感じがしました。ほほほ。偉そうな私。

小遊三、昇太、鯉昇、彼らの、大きさ、言葉を重ねなくても、
空白があってもおもしろい、かつ、楽しんでる様が、すごくよかったです。

あ、小痴楽さん、初エッセイ発売日です。
竹千代さんや昇羊さんが販売お手伝いをしていました。
サイン本売ってたので仲入りで購入。
名前を聞かれて帰りに受け渡しと言われ支払いだけ済ませると、
受け取ったら名前入りでした♪ わーい。

それにしても、全体的におもしろい回だったなー。
2200円ですよ! 安いわー。

次回は千秋楽にまいります。
「らくだ」か「大工調べ」、
「明烏」か「猫の災難」でもいいな。聞けるかな・・・


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