mixiユーザー(id:63629)

2019年11月04日21:09

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日本人への同調圧力

先週、こんなセミナーに参加した。

The Challenge of Migration in the UK and Japan
http://dajf.org.uk/event/the-challenge-of-migration-in-the-uk-and-japan

 現在、オーストラリアで教鞭をとっている大石教授の講義の中で、興味を惹かれた点が2つ。まず、2011年以降、2018年までに、日本の全人口の1割強が日本から海外へ移住した。この海外移住の人数も日本の人口減の要因の一つである、と。

 二つ目。驚くというよりは、やっぱりなと思ったのは、国外へ移民した日本人への日本国内の日本人の感情。近隣の他の国、シンガポールや中国は、様々な理由により、海外へ移住した人々が国にもたらすであろうと期待する貢献を得るために、積極的に国へ戻ることを働きかけているそう。そのためには、インセンティヴを払うことも厭わない。日本では、この議論は全く進んでいないそうだ。なぜなら、国内に根強く残る反感、「私達は犠牲を払っているが、彼ら(日本を出た移民)はしていない。そんな人達になぜ、インセンティヴを払わなければならないのか?」。

 日本人としてこの感情が出ることは理解できる。しかし、このままでは、本当に必要な人材、日本人と外国人、を確保することは不可能だろう。
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