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2019年11月02日15:40

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映画「ロンググッドバイ」おれの猫を返してくれ

1970年代初頭ハリウッド。私立探偵フィリップ・マーローはアパルトマンのペントハウスで愛猫と二人暮らしを優雅に送っていた。深夜に猫がおなかを空かせばクルマに乗り近所のスーパーにキャットフードを買いに行ってあげるほどの博愛主義者。ところがカレーブランドのキャットフードしか食べない猫はほかのブランド品の餌を食べることなく部屋の外へ飛び出してしまった。そこへ友人のテリーがやってきた。

「女房と喧嘩をして家を出た。メキシコのティアパスまで送ってくれ」とテリー。
深い事情も呑み込まずこの逃亡に与したマーローは、テリーを送り終えて部屋に帰ると警察に迎えられた。「テリーが妻を殺した。お前は事後共犯だ」と。

署に連行されたマーローは厳しい取り調べを受けていた。が、テリーが死んだという情報の入ったのち釈放される。そんなある日、作家ロジャー・ウェイドの妻アイリーンから夫を探してほしいとの依頼が入った。

ロジャーはアル中で作家業も半ば挫折し精神病棟に暮らしていた。マーローはそこでロジャーを確保。しかしロジャーとテリーの妻が不倫していたということを耳にする。やがてロジャーは入水自殺。マーローはマフィア連中からテリーの持ち逃げした35万ドルを返せと詰め寄られる。

再三マフィアに脅されてたいマーローだったが、テリーの35万ドルが彼らのもとに届いた。そして時を置いてマーローのもとにもテリーから5000ドル紙幣が送られてきた。事の真相に機転を働かせたマーローは、たまたま町を車で運転するアイリーンに事情を尋ねるべく追いかけたが、あと僅かというところで自動車にはねられ病院行きとなる。

退院後、マーローはメキシコに向かい、警察の上層部からテリーが生きていることを聞き出す。テリーとアイリーンはデキていたのだ。自殺したロジャーの遺産を手にし。探すマーロー。そんな彼を満面の笑みで迎えたハンモックに横たわるテリー。「酒でも飲まないか?」と勧めるテリーにマーローは銃で応える。弾丸が火を噴くと同時にテリーの体躯は池に沈んだ。

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