ＢＢＴシンプルシリーズ（１５６）『ジャック・オ・ランタン・ラプソディ』

■今回予告

　１０月３１日――秋が終わる日。
　死者たちが還り、悪霊たちが彷徨い出る日。
　生死と虚実が曖昧になる時間、灯に続く終わらないパレードが始まる。
　一夜で始まり一夜に終わる、狂騒の夜の物語。

　ビーストバインドトリニティ
　『ジャック・オ・ランタン・ラプソディ』

　心焦がすは魔の渇望、心繋ぐは人の絆


■レギュレーション
ＰＬ人数：１〜４人。ＰＬが２名以下の場合、サポート能力を持ったＮＰＣが登場しＰＣを補佐する。
経験点上限：特に上限は設けない。
使用データ：公式に発表されているものに限り、使用できるデータに制限はない。サバイバーも可。
大罪：『アドヴェント』および該当データを所持しているＰＬに限り、使用を許可する。ただし、大罪はデータだけの要素ではないため、必ず事前にＧＭに設定を説明し許可を取ること。


■シナリオハンドアウト
※本シナリオでは、ＰＣ同士は顔見知りの状態での、共通の導入となる。

●ＰＣ共通：池袋の半魔
絆：眉村タクト　　関係：協力
▼クイックスタート：血塗られし刃、鬼神警官、這い寄る神話生物、吸血姫
▼コンストラクション：指定なし　▼推奨カバー：指定なし
　ノウンマンの眉村タクトは、キミたちの共通の友人である。かつて魔物絡みの事件で助けたことがあり、人間ながら縁が続いていた貴重な相手だ。
　キミたちは、彼女から、ハロウィーンの夜、池袋で行われる仮装イベントへの誘いを受けた。仮装の評価もあるそうで、上位入賞すれば賞金もあるという。
　賞金目当てか、単に騒ぎたかったのか、それとも他の理由か、ともかく集まったキミたちだったが、そのキミたちの目前で、仮装した人々は突然大移動を始めた。
　池袋に現れる”地平線”。明らかに歪んだ物理現象。無限のパレードの始まりだった。
【ＳＡ：“パレード”を止める】