東京の友人とクルマについての話しを少々しました。
彼は500数十万円するハイブリッドカーに乗っていますが、ほとんど乗っていないんですね。
家は最寄駅から徒歩10分強、通勤は徒歩と電車のみ。
遠出や旅行も好きな人ですが、それらも殆ど電車か長距離バスです。
行った先でレンタカーは借りるとか。
(因みに彼は50代独身)
駅周辺はオフィスビルなどが立ち並び、商店がある場所は駅から少々離れないとないそうです。
彼が年間何km走るのか聞いていないのですが、「そんなに使わないのならば勿体ないから手放せば?」と言うと、「家の近隣にはスーパーがないので買い物は車がないと不便なんですよ。」と。
まあ人の家の財政状況を心配することもないのですが、私は心中で、
「だったら軽トラでいいじゃん。荷物たくさん載せられるし。500万超の車の主使用目的がスーパーなんて。」
と思ったのですがやはり口には出せず・・・。
山手線の内側に住んでいる人でも仕事以外で車が必要な人も入れば、山間部や地方都市でもそこそこ公共交通機関があれば自家用車を持つ必要のない人もいるわけですから、まあ人それぞれですね。
だいぶ前に聞いてびっくりした人がいたのですが、所有車の年間走行距離は500kmなんです。
五千ではなくて五百ですよ!
その人は家は首都圏の某郊外の駅からバスで15分の場所にお住まいでした。
歩いたら1時間はかかるでしょうから、休日や家族の送り迎えのために車があってもおかしくないと思います。
でも休日もほぼ全てバスと電車なんです。雨の日でも。
別に運転が嫌いとか、自信がなくてということでは無いようです。
「車はあったほうが便利だから所有し続けている。ただ乗るとお金がかかるのでなるべく乗らないようにしている。」
だとか。乗らない期間が長いのでバッテリー上がりを気にされているようで、普段はバッテリーのケーブルを外しているそうです。
そしてエンジンルーム内にはバッテリー端子を締め付けるスパナを紐で吊り下げているとか。
ある日車で出かけたい、という日に使おうと思ったらエンジンはかかったけど、パーキングブレーキが解除出来ず、何をやってもダメでJAFだかディーラーかを呼んだそうです。
解除出来ない理由は故障ではなくて、
「あまりに長期間車に乗らないので、パーキングブレーキが固着してしまった」
だそうです。他にも注意された事項としては、
・2週間に一度は周辺を一回りとか走ること。機構部品は定期的に動かして油を回さなければいけない(エンジンオイル循環も含めて)。
・バッテリーの端子を外していても、充電されないと自然放電が大きくなって使いたい時に上がってしまう。
・ガソリンはタンク内でも劣化する。長くても3か月以内ですべて入れ替えられるのが望ましい。
・油脂類も3〜6か月で交換、もしくはチェックが必要。
などなど・・。
まあいろいろな人がいますが、安全運転ならばすべて良し、ではありますね。
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