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2019年10月23日00:47

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天皇系スキャンダルでヤバさトップは仲哀天皇。

正確に書けば、仲哀天皇ではなく、その妻 神功皇后ですね。
サクッと書くと、軍事大臣と不倫していて天皇を暗殺し、天皇の息子たちを武力で排除して軍事大臣との子供を天皇にしちゃった、っていう感じのヤバさです。


まだ仲哀天皇が生きていた頃、神功皇后は軍事大臣の野望通り、仲哀天皇に対外戦争をさせようと、「神のお告げ」と宣って「お宝満載の国・新羅」侵攻を唆します。

しかし仲哀天皇が「そんな都合のいい国なんかねーよ」と拒絶すると、仲哀天皇を暗殺してしまいます。表向きは暗殺ではなく、宮廷内での急死ですが、
「違うの!私と、仲哀天皇と、武内宿禰の三人でいたら、仲哀天皇が急に死んじゃったの。ほんとなの(涙)」ってそれアレだろ!お前やっただろ!


邪魔者・仲哀天皇が死んだので、神功皇后は早速、新羅侵攻に取り掛かります。が、ここで妊娠発覚。しかし、仲哀天皇の子供にしては死んだ後に時間がたちすぎてしまっています。表向きは、仲哀天皇の残した子ですが、仲哀天皇の子供が産まれるようなタイミングではありません。
「違うの!神のお告げである新羅侵攻を優先するために、月延石っていう特別な石でお腹を冷やして出産を遅らせたの!ほんとなの(涙)」ってそれアレだろ!お前らやっただろ!
ちなみに月延石は月読神社というところに実在します。アリバイ工作も完璧です笑


まあ、そんなこたぁ当時の人だってわかっていますから、帰ってきたら他の皇位継承者が戦いを挑みます、当然です笑。だってそれ軍事大臣の子だろ!

武内宿禰は、形勢不利と見るや急に休戦協定を申し出ます。「お互いに武器壊してさー仲直りしよう?ほら見てこっちの武器壊したから」

そして相手もそれに合わせて武器を破棄した瞬間、「うははは!かかったな!こっちには予備の武器があったのだ!!」と豹変し、相手を蹴散らしたのです。汚い、軍事大臣汚い!
ちなみに、この時の相手、仲哀天皇の長男含む息子たちですよ・・・。最終的には彼らは琵琶湖の近くの川に入水自殺しますが、個人的にはぬっ殺して突き落としたと思います。だって自殺するかどうかなんかわかんないし、確実に死んでもらわないと困るじゃん。

WIKIPEDIAによると、この辺りの事情を

-----引用----
一般には、上記の内乱伝承は神功皇后・応神天皇の集団と麛坂王・忍熊王(仲哀天皇の息子たち)の集団との政治的な対立抗争といわれる。これに対して、4世紀後半のヤマト王権中枢の正統な後継者が麛坂王・忍熊王であったと見て、実際に反乱を起こしたのは神功皇后・応神天皇の側とする説がある

としていますが、私の説の方が筋が通っていて面白いのではと思います(笑。そりゃ、仲哀天皇の子供の方が正当後継者に決まってますしね!


ちなみに、この時代の宿禰は尊称なので、今風にすると武内さんなんですが(実際には「大臣」に近い意味でしょう、政務担当者)、武は武力に優れていること、内は朝廷の人の意味なので、「武内宿禰」は固有名詞ではありません。固有名詞も含まれていません。例えば、彼の弟は「甘美内宿禰」(うましうちのすくね)として登場します。なのでここでは軍事大臣という意味かと解釈します。


「天皇の長男含む息子たち」が「天皇の嫁+軍事大臣」に反乱を起こし、それを平然と謀略死させるくらいですから、神功皇后と武内宿禰はバカップルだったようです。

仲哀天皇の死因を探るために神の宣託を受ける際(新羅侵攻の宣託を無視したせいで祟りにあって死んだことになっていました)、本来は天皇が弾く琴を武内宿禰に弾かせています。これだけでも火サス的な意味で意味深。周囲の人だって、なんで天皇の代役が軍事大臣?!と思ったでしょう。ですが、さらに、もう一つ裏の意味があります。


実は、仲哀天皇が宮廷で不審死した時、彼は「琴を弾いていた」んです。つまり神の宣託を受けようとしていました。当時は、天皇が琴を弾き、皇后が踊り狂ってトランスして宣託を受ける、というスタイルだったようです。
「突然琴の音が止まり、あれ?っと思ったら死んでたんです」by神功皇后

ですから、「琴を弾いていたら死んだ仲哀天皇」の死因を探る儀式の場で「武内宿禰に琴を
弾かせる」意味って、アレですよね。「お前、わかってるよな?」ですよね笑


さらに後年にも、本来は息子で天皇である応神天皇が返歌を返すシーンで、武内宿禰が出しゃばって返歌してしまうこともあります。今私が読んでも「やべーだろ!!」と思いますが、当時の人たちはもっと「やべーだろ!」と思ったでしょうね笑


そんな武内宿禰ですが、神功皇后の息子、応神天皇の時に、弟の甘美内宿禰に
「あいつやっベーんで罷免してください!」
と密告されます。
天皇は暗殺者を差し向けますが、暗殺者が殺したのは影武者で難を逃れ、天皇に弁解します。


この時の天皇の対応もすごいんですが、「じゃあおめえら兄弟で殺しあえよ」と、二人を戦わせますが、武内宿禰、これに勝っちゃいます。やばいくらいの勝ち運あるいは実力。まあ、だからこそ神功皇后も惚れ抜いたのかもしれませんが。



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