かつて、「星をみるひと」「元祖西遊記スーパーモンキー大冒険」といったファミコンのロールプレイングゲームは、スタートすると、いきなりフィールドに放り出されるところからスタートします。
主な購買層が小中学生のファミコンでは、いきなりフィールドからスタートでは、何をするのかわからないという人が多いですね。
いきなりフィールドといえば、あのドラゴンクエストも、当初はラダトーム城周辺のフィールドに、いきなり放り出されるところからスタートする予定でしたが、テストプレイで、
「何をやればわからない」
「主人公が丸腰でいきなり死ぬ」
ということが続出し、このままでは不親切なゲームになる恐れがあったので、ラダトーム城の玉座からスタートに変更されました。
当時の子供達にとって、いきなりフィールドに放りだされるゲームは、ハードルが高いでしょう。ファミコンで初めてのロールプレイングゲームが、こういう仕様だったら、ロールプレイングゲーム嫌いになりそうです。
ぼくのロールプレイングゲーム初体験は、ドラゴンクエストだったので、ロールプレイングゲーム嫌いにはなりませんでした。
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