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2019年10月11日17:41

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消えたマンガ家

「でもさ、誰にでも心の中に一人くらい『消えたマンガ家』がいるんだよ」

 これは、太田出版から出された「消えたマンガ家」の冒頭に書いてある文で、クイックジャパン初代編集長、赤田祐一氏の言葉です。
 赤田氏の言うように、誰でも心の中に、一人は消えたマンガ家がいます。勿論ぼくも例外ではありません。

 前にも書きましたが、ぼくが、いの一番に名前を挙げる消えたマンガ家は、新沢基栄氏です。
 十年前に描かれた「モテる・モテないのひみつ」を最後に、新作の発表は全くありません。そして四年前に受けたインタビューで、
「新作を発表する予定はない」
 ということを言っているので、もうまんが家は、事実上の引退状態と思われます。
 また、噂だと、全盛期にためたお金でマンションを建てて、その家賃の上りで生計を立てているという話を聞きましたが、これについては本当の事だと思っています。
 まんが家を事実上引退して、収入がないのに、どうやって生計を立てているのか考えると、やはり腰痛で働かなくても、生計を立てられる基盤がなければ、やはり無理をしてもまんがを描かなければいけないからです。

 まんが家の中には、大金を手に入れると遊びで散財し、全盛期を過ぎてしまうと収入も減り、挙句に全く仕事がなくなり収入が零円になり、それどころか、この時点では借金だらけという人もいるのに、新沢氏は将来のことも考え、遊びなどに使わず堅実にお金を貯めたから、全くまんがを描かなくても生活が出来るのでしょうか。
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