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2019年10月08日00:33

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浅草演芸ホール 10月上席後半 昼の部 柳亭小痴楽 真打昇進披露目興行

浅草演芸ホール 10月上席後半 昼の部 柳亭小痴楽 真打昇進披露目興行

行ってきましたー!

本日無事開場(11時)前に到着。
天気予報は外れ、秋晴れの気持ちのよい日。

東洋館にすごい列ができている。いつもこうなのか? すごいな。
そして、浅草演芸ホールにも列が!
前売券持ってる人は当日券の人とは別の列になっており、
前売の人から入れてくれるって!
わーい! 末廣亭と違うー。うれしい。
というわけで、無事前方上手通路側に座れました。

幸吾 「たらちね」
信楽 「時計店にて」
正二郎 大神楽曲芸
夢丸 「のっぺらぼう」
小助六 「初天神」(蜜舐めまで)
小すみ 音曲
ひまわり 「秀吉の婚礼」
柳橋 「金明竹」(後半)
北見伸&ステファニー 奇術
遊雀 「動物園」
夢太朗「浮世床」
まねき猫 動物ものまね
小遊三 「六尺棒」
仲入り
口上 (小助六・遊雀・柳橋・楽輔・小痴楽・助六・夢太郎・小遊三)
松之丞 「扇の的」
助六 「こり相撲」
楽輔 「四代目痴楽噺」
東京ボーイズ
小痴楽「磯の鮑」

定時の16時半に終了。

小痴楽さんは30分。マクラ多め。
着物は水色と灰色が混じったような長着に、同系で濃い色の羽織。
マクラは、松之丞いじり(エゴサ、WIFI、皺だらけの黒紋付)、兄弟弟子いじり。
袖で見ていた松之丞がダサい普段着で出てきました。わはは。
「ちょっとひどいでしょう」
「お前が高座やれよ」(と袖に引っ込みそうになる)
「ちょっとどこ行くんですか」
みたいなたわいのないものですが、うれしいですね。
小規模な会にいるかのような親密感ある熱量です。
それが寄席サイズでちゃんと客を巻き込めるようになったのなら、成長かもしれない。
「明烏」聞きたいけどマクラ長いから無理だなー、と思ってたら、
源兵衛太助が出てきた!
「磯の鮑」。
おもしろかった!
これはいろんな人が出てくるけど、どの人もきちんと分かれてて、魅力的!
少ししか出てこないけど、源兵衛太助とギュウが好き。
初っ端から与太のまっすぐさがブレず、
手古鶴さんから見ると狂気なんだよなー。ってとこがわかりやすかった。

さて、
夢丸さんの「飾らない言葉」
小助六さんの「親父にもぶたれたことがないのに」
などのちょいちょい入れてくるフレーズが40代以下へグッとくるわー。
柳橋さんは、私が前回きた浅草が「金明竹」の前半だったので、
今回後半でめっちゃうれしい! 関西人が来るとこの噺。
遊雀さんは、子供がゆーじろーだったり、さわべが出てきたり、
席亭が出てきたり、声の調子も、顔の調子もおもしろい。爆笑。
小遊三さんの軽い江戸っ子感が最近好きで、噺もおもしろかった。
口上では、助六さんと夢太郎さんがもしゃもしゃ言ってるのに対しての
小助六さんの「そこイチャイチャしないでください」に笑う。
松之丞さんは、客の待ってました(これは小痴楽さんのときにも活きる)感がすごい。
今までと同じことしか言ってないしやってないのに、笑いの量が違う。
これが、売れる、波に乗る、求められるってことなんだなあ、と肌で感じました。
楽輔師匠は、自身の師匠の噺で、
枝雀、枝鶴、福團治襲名披露興行(大阪)に師匠が呼ばれ、倒れたことなど。
「米朝師匠、小文枝師匠、春團治師匠」という単語が単純にがうれしい。
独特のカラっとした調子の中に想いあり。

昼席終了後、出ると、すでに小痴楽さんが表に出て写真撮影会。
ちょっとお疲れ気味なところが気になる。
けど、そりゃまあそうだよな。
体を崩さず乗り切れますように。祈るばかり。

次に聞けるのは来週の池袋演芸場。
「らくだ」聞きたいなー。当たるといいなあ。



浅草ネタ帳
「湯屋番」
「干物箱」
「あくび指南」
「岸柳島」
「佐々木政談」
「粗忽長屋」
「磯の鮑」

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