ジョーカー・ジョンウィック パラベラム・アナベル 死霊博物館観てきたよ

■ジョーカー
原題はJOKER。冴えない道化師の男が歪み、裏切られ、サイコパスへと変貌していく話。なんというか終始重苦しい、息苦しいお話でした。そもそもバットマンシリーズのたしなみが殆ど無いので、へーそうなんだーとしか……。俺が一番良く知ってるジョーカーはニンジャバットマンに出てきたCV高木渉のアレですからね。別物にも程がある！

■ジョン・ウィック：パラベラム
原題はJohn Wick:Chapter3 Parabellum。パラベラムの意味は、パラベラム弾という弾薬の語源となったラテン語の諺から、戦いに備えよ、だそうです。Wikipediaによると
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パラベラムの名はラテン語の諺「Si Vis Pacem, Para Bellum」（平和を望むならば戦いに備えよ）に由来している。
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なんだって。後半は普通っぽいというか、殺陣が長くて飽きてしまいました。ボスが怪しい日本語を操る日本人らしき板前ってのも、日本人からするとマイナスですよね〜。日本リスペクトなのは確かなんだから喜ぶべきなんだろうけど。真田広之はこの役にオファーされてたのかな。でも真田が映画のボス役だったら、もっと珍妙だったかもな……。それとジョナサンは３回くらい右腕ゴキゴキッてされてると思うのですが、戦闘能力落ちないのはずっこいです。キアヌは柔道の投げ技を多様するんですけど（綺麗に動いてる。柔道経験者にはどう見えるんですかね）、打撃も関節技もあまり有効でない世界観？　実は序盤〜中盤にかけてのほうが、馬上戦闘やったり犬と共闘したりで面白かったです。犬可愛いしつえーな！　あんな低い位置から瞬間移動みたいに噛み付かれたら、そらあ人間じゃあ勝てないよなあ。犬は手足の末端を攻撃して移動力・戦闘力を奪うのに終始してましたが、喉笛とか急所を狙わないのは、そういう訓練を受けているからかな？　殺しちゃいけない相手とそうじゃない相手は区別できんだろうし、犬は人間のサポートに徹してとどめを刺すのは人間の役目ってのは、あるかもしれないですね。しかしマトリックスから20年経つというのに、現役でバリバリ動いちゃうキアヌ・リーブスは凄いです。55歳ですってよ。信じられない！

■アナベル　死霊博物館
原題はAnnabelle Comes Home。アナベルがうちにやってきた！　というわけで、呪いのアナベルがエド＆ロレイン・ウォーレン夫妻の自宅に引き取られた時の話です。まあさすがに大筋フィクションなんでしょうが。ちなみに夫妻はほとんど活躍しません。夫妻の一人娘のジュディとシッターのメアリー・エレン、メアリーの友人のダニエラの三人娘が主人公。推定小学3〜4年生のジュディは超キュートなのですが、メアリー・エレンとダニエラは倦怠期のOLに見えますが多分JKです。死霊館シリーズとしては特に意味あるエピソードではないっぽいです。事件の前と後で何も変わらない。ただアナベル人形が不気味で恐いことがいろいろ起こるというだけ……なのですが、ちゃんと恐いし面白かったです。女の子三人で、誰も助けてくれる大人がいないってのが絶望的ですよね〜。しかし校長のゴーストは何だったんだ、あれだけ何の説明も無くて意味わからん……。相変わらずモブはアナベル人形観て『グッド ドール！』とか言うんですけど、目が腐ってるんですかね？　あの感覚は毎回分からんです。なおエンドロールにはロレイン・ローレンに捧ぐとの謝辞があり、どうもロレインは今年の春に亡くなってるらしいですね。エドは2006年没。現代の最前線の霊能者が逝ってしまったのは、寂しいですねえ。