mixiユーザー(id:65933753)

2019年10月05日17:51

275 view

個人情報漏洩の歴史は2週間で繰り返される

■いじめアンケートのコピー、図工で誤使用 被害者実名も
(朝日新聞デジタル - 10月05日 16:20)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5814963


裏紙で個人情報がどうなるかは今に始まったことではないどころか、2週間前にもほぼ同じことが起きています。そんな短期間で同じことを繰り返すというのは、世間一般にいうところの、相当な学習能力のなさを露呈していると言うのではないのですかねえ。
日本最大の教育専門全国紙「日本教育新聞」だって2週間前に載せてたでしょ。さては新聞やニュースを読まないのか。子供に諭せないぞ。
だいたい、2週間前に同じようなことを仙台の中学校の教職員がやって、なぜそれを繰り返した?となぜなぜ分析させられたら、なんて返すつもりなんですか?
あっ、わかったぞ。さては、「上司が陥りがちな、なぜなぜ質問は、部下を受け身にするだけ」
https://note.mu/tencho_shiawase/n/n27444a90bd31
とかいって、逃げを打つのか。
そんな反省の概念のないやつは、社会に要らないので消えてください。

ちなみに、NNNの報道だと、コピーを渡したのは校長、教頭、生徒指導の担当者の3名しかいないので、だいたい裏紙が好きそうなやつに当たりがつけば、そいつですが、それでも逃げを打つというのは、なかなか驚きです。

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20191004-00000039-nnn-soci

実名が…いじめ調査文書、図工授業で再利用
10/4(金) 5:36


教育委員会によると、調査文書は養護教諭が管理し、コピーを渡したのは校長、教頭、生徒指導の担当者の3人で、誰から流出したかは分からないという。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

https://mainichi.jp/articles/20190921/k00/00m/040/057000c.amp
いじめの個人情報、裏紙に 別の生徒に誤配布 仙台の中学
毎日新聞 2019年9月21日 10時15分(最終更新 9月21日 11時08分)
個人情報の流出について謝罪する杉山勝真・学校教育部長(中央)ら=県庁で2019年9月20日午前11時3分、遠藤大志撮影
 仙台市教育局は20日、同市宮城野区の市立中学校で、同校であったいじめ事案の被害生徒ら計23人分の氏名や事案概要などが裏面に印刷されたプリントを誤って別の生徒1人に配布したと発表した。同校はプリントを回収し関係生徒や保護者に謝罪。市教委は関係教諭の処分を検討している。

同教育局によると、今月5〜6日、国語科の男性教諭が2年生の3クラスに裏紙を使った漢字テストの模範解答用紙81枚を配布。うち1枚の裏面に、同校で発生したいじめ事案6件の被害生徒6人を含む23人分の氏名や事案内容、指導経過などが記載された一覧表が印刷されていた。

 プリントを受け取った生徒の保護者から13日に学校へ連絡があり発覚。学校側は破棄された9枚を除き計72枚を回収したが、ほかに個人情報の記載は確認されなかった。

 一覧表は、同校で発生したいじめ対策のため、今年6月の担当者会議で使われた「平成30年度いじめ事案集計表」の一部。何らかの原因で同校印刷室の裏紙入れに混入したとみられる。

 市の指針では、外部へ発出する学校文書に裏紙を使うことを禁止している。81枚のプリントを印刷したのは別の男性教諭で、配布した教諭とともに指針は認識していたが、「(裏紙を)有効活用したかった」などと話しているという。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

https://www.fellowes.co.jp/column/security/use-backing-paper.html
[42]経費削減としての裏紙利用に潜む情報漏洩の危険性

一口に情報漏洩のリスクがあると言っても、「職場の懇親会のために使うクーポンがうまく印刷できなかったので、裏面をメモ帳にする」というように、プライベートの場面で裏紙を利用する場合は問題ありません。この場合、もともと印刷していた内容にも重要な情報が書かれていないからです。

しかし、仕事の場合は違います。例えば「今は不要となった昔の取引内容」などが印刷された紙は、現在は不要であっても安易に持ち出してはいけない、機密性の高い内容という可能性があります。また、「ミスプリントの紙」といっても、一部は読めるようになっており、悪意のある人が読み取れる情報をピックアップし、外部に漏洩する……というリスクも考えられます。
このように、仕事で印刷する紙の場合、不要になったとしても社外に持ち出してはならない情報が記載されていることが多く、裏紙として利用することは情報漏洩のリスクを高めることに繋がります。

ここまでご説明した上で、「自分は重要な情報が刷られたものかどうかは、ちゃんと確認して裏紙に使えるか選別している」と考える人もいるでしょう。
しかし、人間は必ずミスを犯します。100人いれば、そのうちの1人や2人が、うっかり重要な情報が書かれている書類の裏面を「メモ帳」として使うこともあり得ます。自分自身でも、何枚も紙をチェックしていたつもりが、うっかりミスを犯すこともあります。
そのため、現在ではミスプリントであっても、裏紙としての利用を禁止しているところもあるようです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

https://www.onebe.co.jp/dlpnews/archives/1654104.html

情報漏えいニュース

パソコンの誤操作、不正アクセス、紛失、盗難などによる個人情報や機密情報の流出などは後を絶ちません。
「情報漏えいニュース」では、日々発生する情報漏えいに関するニュースをまとめて公開しています。
ホーム >情報漏えいニュース >情報漏えい >静岡病院、裏紙の再利用で個人情報が流出
静岡病院、裏紙の再利用で個人情報が流出
BY DLP · 2012年6月8日

元記事:個人情報漏えいについてのお詫び[PDF](静岡市)
HP:静岡市

静岡病院にて裏紙の再利用により個人情報が流出。同院産婦人科外来にて患者に診察結果を手渡した際に、使用済みで再利用した裏紙に個人情報が記載されていたことにより個人情報が流出した。

前日の診察時に検査結果を渡した患者から、自分の検査結果がない旨の電話連絡が外来にあり、確認したところ手渡した検査結果の紙は病院の控え用に印刷していた裏面利用の用紙であったことが判明。さらに、裏面には別の患者の個人情報含む検査結果が印刷されていたことが判明した。

同院は当該用紙を回収すると共に、記載されていた別人患者の個人情報を口外しないよう依頼すると共に、情報の流出該当者にお詫びを行った。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

履歴書の個人情報の結び付きの考え方 https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1970320353&owner_id=65933753&full=1

個人情報は、単体だけでなく、結び付いた他のデータにも影響することをまともに理解していないと、ああいうバカなことをぬかすわけです。

http://y-commons.com/personal-information/04/

今回はそこから説明しましょう。趣味やペットの名前なんかがなぜ「個人情報」にあたる場合があるのかです。


趣味とかの情報って、見ても「あの人のことだ」って分からないんじゃないですか・・。

このことを考えるにあたっては、2つ重要な考え方があるんです。

「個人情報」にあたるかどうかは、一体となっている情報全体をみて判断する
「個人情報」にあたるということは、一体となっている情報全体に及ぶ
この2つです。

それら以外にも、学歴、職歴、資格とか長所短所も、個人に関する情報(「パーソナルデータ」)にあたるっていうのは分かりますよね。

はい。

ここで、さっき言った、「1.「個人情報」にあたるかどうかは、一体となっている情報全体をみて判断する」というのを考えてみましょう。この場合、「一体となっている情報全体」って、どれだと思います?

履歴書は一枚の紙だから、履歴書に書かれているすべての情報ってことですか?

その通りです。

そうすると、履歴書には名前や住所、顔写真があって、個人を特定できますから、これは「個人情報」にあたるってことになりますね。


わかります。


履歴書が「個人情報」にあたるとなったら、次は「2.「個人情報」にあたるということは、一体となっている情報全体に及ぶ」を考えてみましょう。


全体に及ぶ・・というと?


履歴書が「個人情報」にあたる訳ですから、その効果は履歴書に書かれている全てのパーソナルデータにも及ぶんですよ。つまりこの場合、履歴書に書いてある趣味や長所短所なんかも「個人情報」にあたるということになります。


名前や住所だけじゃないんですか!!?


そうです。個人を特定できるような情報と一体になっているパーソナルデータは、たとえそれだけでは個人を特定できないものであっても「個人情報」にあたります。


そうなんですか・・なんだかややこしいですね。

てことはつまり、「絶対に「個人情報」にあたって、絶対に「個人情報」にあたらない」というパーソナルデータは存在しないってことですか。


そうなります。

結局、どんな情報と一体になっているかによって結論が変わってしまいますから。


そうですか。

どんな情報と一体になっているかっていうのは、結構大事なポイントですね。


はい。なので、「名前や住所を消しさえすれば「個人情報」でなくなる」とは絶対考えないでください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・


「ヘーゲルはどこかで、すべての偉大な世界史的な事実と世界史的人物はいわば二度現れる、と述べている。
彼はこう付け加えるのを忘れた。
一度目は偉大な悲劇として、二度目はみじめな笑劇として、と。
(・・・)人間は自分自身の歴史を創るが、しかし、自発的に、自分が選んだ状況の下で歴史を創るのではなく、すぐ目の前にある、与えられた、過去から受け渡された状況の下でそうする。
すべての死せる世代の伝統が悪夢のように生きているものの思考にのしかかっている。
そして、生きている者たちは、自分自身と事態を根本的に変革し、いままでになかったものを創造する仕事を携わっているように見えるちょうどそのときでさえ、まさにそのような革命的危機の時期に、不安そうに過去の亡霊を呼び出して自分のたちの役に立てようとし、その名前、鬨の声、衣装を借用して、これらの由緒ある衣装に身を包み、借り物の言葉で、新しい世界史の場面を演じようとしているのである。」(カール・マルクス、植村邦彦訳『ルイ・ボナパルトのブリュメール18日』(平凡社、2008)pp.15-16)

0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する