高畑勲展

東京では明日までなので昨日医者に出かけたついでに行って来ました。
まさかなつぞらの一久さんのモデルとは知らず中川の大志氏の音声ガイドを見てあーと何か納得。
中に入ると平日の夕方なのに狭い通路も人が溢れておりどんなに係員さんに注意されてもみんなガラスケースから退かないで食い入るように見てるからなあ。
太陽の王子ホルスの大冒険についての展示がかなり大きく取られてたけどここもなつぞらの中でやってたアニメの元の作品だよね多分。
後で自宅で録画してたコレを見たけど懐かしい。私も子供の頃に見てるから今でも面白い。
子供だって良いか悪いかわかるよ。だけど私らの時代は家族で行くもんだから親が映画代払うから親の意見メインになると思うのだけど今より頭固いのかしら。
ヒロインヒルダのデザイン画が展示されてて何パターンかあったけどこのデザイン考えた奥山さんって人がなつのモデルなのかな？
実際の奥山さんは孤児でなくてかなりエエとこのご令嬢で男より男な人だったと何かで読んだ気がするんだけど…他のデザイン画が採用されたのも奥山さんのヒルダはいかにもキツい顔なので…良かったあのヒルダだからこちらも同情出来たのかもな。
その後はテレビアニメと言えばカルピス子供劇場。
ハイジと母をたずねて三千里は見た記憶があるけどまさかはるばるロケハンして現地まで取材に出かけていたとは凄い。
このあとは赤毛のアンとかあったけど私は見てないのですいません飛ばしました。
じゃリン子チエは見てたので立ち止まる。
ザ大阪の下町って感じでうちの父親があんまり好きではなかったけど私も大阪生まれなので毎回見てたなあ。
テツの声が確か西川のりおさんな記憶があるんだけど映画からテレビアニメに移動した時チエちゃんとテツの中の人はそのままだった気がするから。
しかし小鉄の前の通り名って何だったっけな？
探してまたマンガ読んでみたくなった(笑)
火垂るの墓のコーナーは涙ぐみそうになるとこでコレ子供の時に見るのと大人になって見るのとでは全然違うんだよね。
そこも高畑さんは考えてたのかなあ？
びっしりとロケハンした風景や絵コンテやら展示されてました。
平和って大事だなまたサクマのドロップ缶見ると泣けてくるのでまた買えなくなりそう。
となりの山田くんおもひでぽろぽろ見てないので通過する(ファンの方は見てくださいチラリと見ただけでも細かい)
最後はかぐや姫のコーナーでホルス程ではないけどそこ全部かぐや姫。
ただ走るだけのシーンでもこれだけの紙を使用しましたって軽く書いてるけど人力な訳だからホルスもだけどコレはスタッフさん達の努力の賜物。
こんなに美しいアニメを作ってくださり本当にありがとうございましたと言いたくなります。
かぐや姫は…録画消してしまったトホホ(涙)
またどこかで再放送なり映画どこかでやらないかな？
出口は展覧会のグッズコーナーなんだがもうじき終わりなのであちこち入荷日未定の貼り紙だらけでいやもう終わるから在庫処分でしょう？とうーん。
欲しいのがあったらどアタマに来いなのね。
既にジブリから運ばれて来たのが半分以上。
絵ハガキも奥山さんのデザインのヒルダなのでアニメのヒルダが欲しかったなあ。
悩んで佐久間良子さんがモデルになった安寿のファイルとチエちゃんのしおりとホルスのボールペンと紅茶を買う。
かぐや姫も欲しかったなあ…でも紙袋がかぐや姫なので何かホっとした。
他の展示スペースも見学出来るみたいだったけどアニメで頭一杯なのと買い物を頼まれてるのでここで終わり。
私みたいに物欲がある人はともかく高畑さんのアニメに対する情熱は今でもこちらを刺激して捉えます。
見ようか迷ったけど見に来て良かった。