平均値では語れない

自分の専門分野にもかかわっていることだから日記にしますか、と。
そもそも、お金のことは平均値で語れないのはちょっとわかっている人はわかっている。
おっしゃるとおりで、おそらく、世間の感覚からすると、「普通の人」は最頻値でしょう。
貯蓄でいうと100万円未満の人が最も多い。毎年、世帯当たりの貯蓄額が発表されるが、概ね、1800万円くらいで、こんな人いないだろうって（自分のところが貧困か？）話題になる。それは平均値だから。正確には100万円の貯えもない人が最も多いのだ、と報道すべきでしょう。
まあ、今回の問題も、2千万円も5千万円も意味がない。
そもそも、年金っていうと、国民年金だと6万円とかそんなレベルから、ちゃんと高給取りで定年までいった人はその5倍も6倍ももらう。
さらに、資産だって月とすっぽん、生活ぶりも違うし、借家か賃貸かでも違う。
こういうことに右往左往しても仕方がない。ただしく実態を把握して自分の人生を考えるしかないのだと思う。
ってことで、私は残念ながら死ぬまで働かないとやばそうなんだわなあ・・・・。
ま、仕事できることは幸せと思っているけど、これは今の仕事だからそうで、森永さんのいうように、定年後の再任用なんて、ほとんど窓際族の飼い殺しみたいなもので、私も提示された賃金は1/3くらいだった。さらに2年後はもっと下がるといわれて、プライドの問題だよね、と。
まあ、それでも、足元みられて、みんな情けない再任用生活をしている人が多い。
こういうところをかえないと、日本に未来はないね。どんなに若いやつでも赤ちゃんでも、70年もすれば同じ。だから今の年寄りをいじめても、結果、自分にブーメランが当たるわけだよね、と・・・・。

■森永卓郎・康平の親子対談「日本人とお金の本当の話」
(AERA dot. - 10月02日 08:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=5810348