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2019年10月02日11:53

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浅草演芸ホール 10月上席前半 昼の部 柳亭小痴楽 真打昇進披露目興行

浅草演芸ホール 10月上席前半 昼の部 柳亭小痴楽 真打昇進披露目興行

初日。行って来ましたー!

楽ぼう「黄金の大黒」
信楽「時計店にて」
山上兄弟(弟のみ)
夢丸「旅行日記」
小助六「八問答」
ナオユキ
鯉栄「山内一豊 出世の馬揃い」
歌春
東京ボーイズ
生喬「豊竹屋」
可楽「小言幸兵衛」
ボンボンブラザース
米助「新聞記事」
仲入り
口上(小助六、生喬、楽輔、小痴楽、米助、可楽、遊三)
羽光「俳優」
楽輔「替わり目」
遊三「ぱぴぷぺぽ」
まねき猫
小痴楽「湯屋番」

歌春さんは、階級についてや、うちにいるより楽屋がいい、などを話して、
漫談で終わるかと思ったら、何かを少しやったけど、何だったかな。

小痴楽さんは、約30分。
薄い茶色の着物に濃い茶の羽織。
口上前の楽輔師匠の話や、
グルメな生喬さんと巡った九州での落語会と食事などについてのマクラ。
歌舞伎のセリフで間違えてそれもネタに笑いを誘う。
浅草っぽいというのか、わかりやすい話に客の笑いが多いこともあり、
若旦那のいかれ具合に、いつも以上に大きな動きをして、爆笑をさらっておりました。

信楽さんの新作、生喬さんの文楽の噺、めっちゃおもろかった!
ナオユキさんもより一層おもろなってる!
可楽さんは「もうあんまり高座には上がってない」という通り声が出てないのですが、
言葉のキレやふとした声やリズムが江戸っ子で、
耳をそばだてて聞きました。

口上では、ほとんど喋らなかった可楽さん
(ちょっと祝いと期待の言葉述べて、
 もう終わりですか、と横を覗く米助さんに、
 そんな喋ることねえやっ、て江戸の風)に対して、
「心温まるお言葉をありがとうございます」の司会小助六さん。
わはははは。
やさしー顔して言うなあ。

生喬さんと九州で美味しいもの食べたことは小痴楽さんがツイッターに当時上げてたし、
楽輔師匠のやっとの披露目口上も、小痴楽さんを預かることになった話などで、
小痴楽さんを好きになり2年10ヶ月、
色々あったねえ、いやあ成長したねえ、という心持ちでいっぱいになり、
滂沱の涙。

旦那Tも「小痴楽、成長したな! 落ち着いてた。堂々としてる」とのこと。
「好きか嫌いは別として」。
・・・まあそりゃそうでしょうな。

ちなみに、歌春さんの口上中に鳴り響く携帯の着信音。
羽光さんのマクラ中に、場内で、携帯で話をする男性。
・・・。
無法地帯。
なかなかの浅草感です。
それでも、小痴楽さんは、こっちも似合うね。
寄席なんてそんなもんだし。一之輔だってそれに救われたんだろうし。
でも、ちゃんと聞くなら、新宿か池袋がいい。わはは。
やる方も、ちゃんとしたのは浅草以外でやりそうだしなー。

あ、ちなみに、行くとき電車が人身事故で遅れていて、
開場前に着きたかったのに11時25分頃の到着。
それでも7列目以降の通路側に座れるほどに十分空いており、
うれしいやらちょっと拍子抜け。
ただし、中入り前にはほぼ満席に近い状態でした。
小痴楽さんを見に行く層は働き盛りの30代40代がメインなのでしょう。
夜の部や、土日が賑わう気配。

さて、帰りは、並木藪蕎麦で天ざると冷酒。
浅草はいいとこだねえ、と幸せな気持ちで家路についたのでした。

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