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2019年09月30日19:20

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よゐこライヴ2019〜オーダーメイド〜 後編

よゐこライヴ2019〜オーダーメイド〜の後半です。前編は一つ前に戻れば読めます。尚、後編もネタバレ部分がありますので、その点注意してお読み下さい。

・京都のトイレの花子さん
小学生(濱口)。夜のトイレにやってくる。トイレの小窓が空き、中から花子さん(有野)が覗く。小学生「花子さん出て来て下さい。」花子「一見さんは、お断りどす。」どうやらこの花子さん、全て京都の流儀で来るらしい。小学生「僕、東京から来たんです。出て来て下さい。」花子「誰かからの紹介?」小学生「紹介ではないですが…。僕、京都の花子さんに会いたくて、東京から転校して来たんです。」

花子さん出て来る。花子さんは豪奢な着物姿。小学生「京都の花子さんて着物なんや。」花子「こんな夜中に女子トイレに来て、ほんま。ほなら、ぶぶ漬けでも、召し上がりますか?」小学生「ぶぶ漬け?何だろう?分からないケド…はい、食べます。」花子「はっ!無粋なお方!ぶぶ漬けはお茶漬けのコト。こう言われたら『そろそろお帰り下さい』って言う意味もあんねんで。それを食べますって。」小学生は困惑。花子「どないしはったん?」小学生は今の心境を説明するが、花子「ふんっ。どないしはったん?は、『気は確かか?』という意味もおますねんで。」

小学生はそれでも花子さんと友達になりたいらしい。「花子さん。お綺麗ですね。」花子「はぁ?」小学生「いえ。上品で。東京の花子さんより綺麗だと思って。」花子「そんなんよーいわんはぁ!」花子はテレるも、小学生「よういわん…。あ、怒らせちゃったんだ…。」しかし花子は、自分のトイレに小学生を案内する。
まず、トイレを外に出す(笑)。小学生「え?このトイレ可動式なの?」花子は「私と添い遂げるというコトは、一生トイレで暮らすコトやけど、それでもええか?」と尋ねる。小学生は「いいです。」と答え、どうやら花子は彼の本気さが分かる。

花子「飲み物でもどうどす?」小学生「頂きます。」と、花子、やおら便器に座り着物をたくし上げ、便器の水で、華麗に茶道をやってお茶を出す。小学生「ええ?便器の水なの?いや、淹れ方は本格的だったケド。」おそるおそる飲むと…小学生「…美味しい。」花子「お菓子食べますか?」同じく便器から、「少し硬い羊羹」を出す。小学生「便器から出した羊羹は嫌やな。」でも、美味しい羊羹。次に、花子は、トイレットペーパーで遊ぶと言う。トイレットペーパーを帯に見立て、小学生がそれをくるくる引っ張ると、花子「あ〜れ〜」小学生「何コレ?」沢山のペーパーを便器にぶち込む花子(笑)。
花子は次に、生八ッ橋をやはり便器から出す。小学生「生八ッ橋は嫌やな。中身、本当にあんこかな?」でも美味しい。

花子は今日は稽古の日だと言う。小学生「あ、僕に構わず、お稽古して下さい。」花子の稽古は水笛をピルピル鳴らすこと。小学生「あの…これは?」花子「音姫のお稽古や。」小学生「ああ!確かにこんな音します!」

・極楽とんぼ山本のコント(幕間の映像コント)
有野氏の楽屋に極楽とんぼの山本氏が急襲。山本氏「コントに出してよ!」有野氏「え?山本さん?え?嫌ですよ。」山本氏「だって、俺の出てるコントが観たいって人もいたんでしょう?」有野氏「何のコントが良いんですか?」山本氏「泥棒」
というコトで、山本氏&有野氏の泥棒コントをやるも、やったのは山本氏だけ(^_^;)。

・AIズ
AIとのトリオ漫才。siriと漫才するも、「自分のコトは喋るのが苦手なんです。」と返されたり、かと思ったら、色々喋り出したり。「歌を唄って」と言ったら、いろは歌を言い出したのが可笑しかった。最後「有難うございました。」と言うと、siri「どう致しまして。」「オマエに言ったんちゃうは!」

・小さな達人
オーダーは「達人のコントを覚えてますか?あれが忘れられないので、又観たいです。」

消費税が増税するので、その前に色々な家電を買って来た濱口。早速使ってみる。まずはドライヤー。

使うと、下手より、達人(有野)登場。手には赤い布を持っており、ぶんぶん振り回す。どうやらこの布が風力になってるらしい。濱口「そういえば、これは、風量が強いのが特徴なんやった。ハイパーモードやってみよう。」
達人は更に激しく布をふる。縦横無尽に布を振る達人。そして息が上がりバテる(^_^;)。濱口「あれ?何か熱くなって来たぞ。これはあまり長時間使ったらダメなんやな。次はコレ、電動歯ブラシ。振動数がちゃうらしい。やってみよう。」濱口磨きだす。
達人登場。デッキブラシで細かく床を掃除する。濱口「マッサージ機能?やってみよう。」達人は、左手と左足を広げ、押しながら震える。疲れたのか、ブラシが床にギューッとなって動かなくなる(^_^;)。濱口「やっぱり、振動数が多いと良く磨けるな。途中で、ギューってなって止まったのは分からなかったケド。」

次は鼻毛切り。店員さんに超勧められた品。早速やってみる。
両手に青龍刀を持った達人。刀を巧みに振り、鼻毛を切って行く。濱口「良く切れるな。奥の方も出来るかな?」今度は達人は槍を持って来る。槍を巧みに動かし鼻毛を切る。鼻毛が顔にかかる度、嫌そうにはたく。濱口氏更に奥までツッコむ。達人は高枝切りバサミを持って来て、「えいや!」とばかり、奥に入れる。濱口「痛いっ!」やり過ぎてしまったらしい。

ある意味擬人化コントなんだけど、達人がやってるというのが面白い。

・カドザー(幕間の映像コント)
松竹のRPGゲーム。マザーならぬカドザー。
主人公は横山たかし氏。たかし氏が冒険に出る。途中、モンスター海原はるか・かなたに出会ったり(でも、攻撃は、髪の毛を吹く)、ガチで強いボクシング免許持ちのモンスター森脇健児に会ったり(しかし、森脇はマラソンに行ってしまった)。
最後は、本気のモンスタークロちゃん登場。しかし、クロちゃんは地面に埋められており、たかし氏は、再びクロちゃんを埋め戻す(笑)。
ミッション成功で、ひろし氏も祝福!

オーダーは松竹の芸人が出て来るゲームが見たいだった。

・変態ノーベル賞授賞式
オーダーには『変態ノーベル賞授賞式』とタイトルしかなかった。これを見た濱口氏「見えた!」と一言。有野氏は嫌な予感しかしなかったが…。

司会者(オキャディ)「変態ノーベル賞授賞式を始めます。」新聞記者(有野)「変態ノーベル賞授賞式って何や?一応取材に来たけど。」司会「受賞者は、マサール・ハマグッチー教授です。」
モーニングの上を着て、下はブリーフ一丁のマサール(というか濱口・笑)。記者の前でモーニングを変態のコートの如く開く。記者「え?写真撮れってコト?」

マッサールが受賞したのは、乳首の固さのグミを発明したから。「男性誰しもそういう欲望があります。乳首を舐めたい。噛みたい、噛み切りたい!」 有野「…そうかぁ?」濱口氏「私は、そんな欲望を具現化したのです。私は一万人の乳首を噛みました!」しかし、その乳首は男性の乳首。有野「ええ?!男性の乳首を噛み切ったの?」濱口「男性の乳首を基にして作ったグミです。」有野「ええー!?小さくないか?」
去り際、記者と司会者に飴を上げる教授。ブリーフから取り出したので、生温かい飴らしい(^_^;)。

次の受賞者。再び、マッサール・ハマグッチー教授。教授は何故か、能のような歩き方で、曲がる時は直角で曲がる。そして、今回は、マッサールが開発中の好きな商品をプレゼン。
“肛門認証システム”、“キャンタマなタピオカ”、“キャンタマカイロ”「キャンタマが1番温かいんです。なので、キャンタマカイロを作りました。」記者「普通にカイロで良くないですか?」教授「いいえ、キャンタマです。キャンタマって何か分かってますか?キンタマのコトです。」有野氏吹き出す「ボカして言ってたんちゃうんか!」

他の発明品。“喘ぎ声警報機”、有野氏「誰も来てくれへんは!」“キャンタマわらび餅”、“キャンタマの鈴”、有野氏「鈴?!」 

数々のプレゼン。有野氏はずっと冷や汗を拭っている(笑)。「あのな。だから、僕は、このライブは中学生以下は来ないで下さいって言ってるんや。でも、どうしても、小学生が潜り込むんや。」

次の受賞者。またもや、マッサール教授!(おそらく、この賞、マッサール教授以外応募してないんだな・笑)
マッサール教授。今回は、吉川晃司の絵描き歌を披露。ビーマイベイビーに乗せ、下ネタ絵描き歌をガンガン描く教授。チンコは取り敢えず絶対描いていた(笑)。

フォト
チンコとテンガ

フォト
上は、チンえもんだったかな?
これは、終演後、ロビーに貼りだされていた物。綺麗で上品な着物を着た美女が写真を撮っていて、凄く可笑しかった。

この絵描き歌の部分。大楽が1番長かったらしいです。

・引きこもり
引きこもりになってしまった浜村少年(濱口)。少年の友人の有森(有野)が様子を見に来る。有森の手は何か改造され、キャノン砲のような物が付いているのだが…。
浜村は、「俺が引きこもってるのは、いじめっ子の高木が俺をいじめるからって知ってるだろ。」と言うも、有森は「うん。でもな。オマエが学校を休んでる間に、悪の秘密結社に学校が襲われて、皆怪人に改造されたんや。」浜村「はぁ?」有森「ほら。俺なんて、ここから、100万ボルトのビームが出るんやで!」浜村「危ない!向けんな!じゃあ、なおさら高木なんてヤバイやん!」有森「あ、大丈夫。高木たちヤンキーは雑魚戦闘員にされたから。ほら、ヤンキーって人のいうコトきかないし、団体行動を乱すやろ?そういう奴は組織には向いてないねん。」浜村「まぁ、悪でも組織やもんな…。」

先生たちはどうしたのか?と訊く浜村。先生たちも生徒を助ける為に頑張ったが、有森「体育の上田とか、格闘技やってて強かったやん。柔道も空手もやってて。」浜村「強かった。」有森「向かって行ったけど、こう(摘まんで食べられる)や。」浜村「ええ?相手そんなにデカイの?良く立ち向かって行ったな…。」美術の先生も剣道やってて強かったが。有森「ほら、保健の先生。ちょっと美術の先生のコト好きやったやん。」浜村「そうやったな。」有森「くっつきたがってるのが、相手に分かったらしくて、こう(バチンと手を合わせる)や。右半分が美術で、左半分が保健の先生や。」浜村「アシュラ男爵やん…。」どうやら、父母も戦ったらしいのだが…有森「だから、オマエの父母のコトはごめんやで。」浜村「ええ?!」浜村は引きこもりなので、扉の前にいつも好物の麺類が置いてあったのだが、実はそれは、有森が作っておいていた。浜村「ええ!?今日も焼きそば置いてあったで?」有森「…うん。あれ、俺やねん。」どうやら、浜村の父母も今はいないらしい。

いじめっ子もいなくなり、何か学校が様変わりして面白くなってきた。浜村が学校に行く支度をする。黄色いジャージの上下を着る。有森「黄色て。」浜村「これしかないねん。」外に出ると、ヒーローソングのような音楽が流れる。そしてナレーション「戦え、ヒキコモレンジャー!」浜村「ええ?!」どうやら、浜村は、他の引きこもりの生徒たちと作られた戦隊ヒーローの1人だったらしい。大喜びの有森「うわぁ!最高やん!俺の友達が戦隊ヒーローやて。恰好良い!最後、俺、オマエに殺されるんやな。友達やけど、こう、殺されて…。1番の泣かせどころやん。」浜村は果たして何レンジャーか?を考える。どうやら黄色のジャージで、ヒキコモレンジャーイエローらしい。有森「黄色は、ずっこけ担当やな。赤がリーダーで、青はクールな参謀やろ。緑はヲタクっぽいメカが得意な奴で…。黄色はズッコケで、カレーが好きとか…オマエ何かあったっけ?ああ!麺類や!麺類が好きや!」途端にやる気を失う浜村。「俺、やっぱり学校行かへん。イエローは休みや言うといてくれ。」有森は了承する。「分かった。あ、明日も麺類作ってやるから。」有森は帰って行く。浜村、もう1度外に出るも、戦隊ヒーローの音楽を聴き、「っていうか、音楽ダサっ!」

ディストピアコメディのようだった。コントのテーマとしては、重くてシュールだと思う。でも、何処かマヌケで。ようは、引きこもりしか改造されてなくて、彼らを戦隊ヒーローにするしか道はなかったんだろうね。

・ED映像&挨拶
よゐこ登場。変態ノーベル賞が凄かったと有野氏。有野氏「何が凄いって、嫁が見に来てるのに。服を広げる…」濱口氏「これが、俺の仕事やー!って。」家でニヤニヤしながらメモしていた内容がコレだったと観れば分かると。

濱口氏「Tシャツ。XLが特に良いです!」有野氏「XLがやたら余ってるのが分かるな。」因みに2人が着ていたのはLサイズ。

若手も登場。遺影の時の女性は、「役柄になりきらないといけないので緊張した。」と。アドリブが来るかも知れないから。アドリブでもキャラが崩れないようにと。
レベルアップの合唱の時、拍手を貰ったので、ハモネプのうようなアカペラ大会に出ようと盛り上がったと。有野氏「でも、濱口のはありなん?ボンボン言うてただけやん。」
ムートン伊藤氏は、仕掛けの額縁をぶつけられる係りなのだが。有野氏がやったリハーサルの時が1番痛くて、徐々に痛みがなくなった。伊藤氏「おかしいな?と思って触ったら、コブが2重に出来てた。」

次回も又、1年半後くらいにあるかも…とのコト。

今回はオーダーメイドだったケド、変態ノーベル賞は、絶対書いた人、こういうコントを想像してなかったと思う(笑)。引きこもりも何か少し怖くて凄かったな。
レベルアップは色んなパターンのコントが出来ると思った。
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