■今回予告
世界が、眠りに落ちてゆく――
ドーマウス症候群。
人間は愚か、エゴの弱いものは魔物ですら抗えない
原因不明の目覚めぬ眠りが、世界各地に蔓延していた。
流出する夢……交じり合う現実……そして開く、夢幻界への入口……
眠りを誘う声の主、夢の先に待つ者は――
ビーストバインドトリニティ
『夢で逢えたら』
心焦がすは魔の渇望、心繋ぐは人の絆
■レギュレーション
ＰＬ人数：２〜５人。ＰＬ人数が２人以下の場合、サポート能力を持ったＮＰＣが登場しＰＣを補佐する。
経験点上限：特に上限は設けない。
使用データ：公式に発表されているものに限り、使用できるデータに制限はない。サバイバーも可。
大罪：『アドヴェント』および該当データを所持しているＰＬに限り、使用を許可する。ただし、大罪はデータだけの要素ではないため、必ず事前にＧＭに設定を説明し許可を取ること。
■シナリオハンドアウト
●ＰＣ� Х遽胴盥擦寮古漫�マリー・ユースティルの友人。
絆：マリー・ユースティル 関係：友情
・クイックスタート：吸血姫
・コンストラクション：指定なし
・推奨カヴァー：指定なし
キミは、いつも陽気でハイテンションな留学生、月影高校トイロボ部部長・マリー・ユースティルの友人だ。キミは彼女のハイテンションが、未来に対する不安の裏返しの側面があることを知っており、時折心配になることがある。彼女の実家は魔術の家系で、いずれ俗世を離れねばならないからだ。
その彼女が――魔術師の力を持つ半魔である彼女が、眠りに落ちた。池袋を中心に世界中で確認されている、目覚めぬ眠り“ドーマウス症候群”。彼女を、この覚めない眠りから救い出さなければならない。
【ＳＡ：マリーを救う】
●ＰＣ�◆Ф式劼叛錣Α�池袋の半魔
絆：“眠り姫” 関係：疑惑
・クイックスタート：夜闇の着装者
・コンストラクション：指定なし 推奨カバー：指定なし
キミは池袋で生きる半魔だ。である以上、大切な絆や、昼の世界を護るために戦わなくてはならないこともある。
このところ、街を脅かしているのは、人々が突然覚めない眠りへ誘われる“ドーマウス症候群”だった。
漠然とした不安と危機感を抱いていたキミは、ある日突然夢を見る。
“眠り姫”と名乗る一人の少女が現れ、キミを安楽へと誘ったのだ。
引かれる手をすんでのところで振り払ったキミは確信を得る。
間違いない。アレが、この現象の原因だ。
【ＳＡ：“眠り姫”を追う】
※わりとふんわりした導入なので、「正義感が強い」「ナメられたら許せない」など、戦いに身を投じるモチベーション強めのキャラクターを推奨します。
●ＰＣ��：死霊課刑事
絆：“スリーパー” 関係：疑惑
・クイックスタート：鬼神警官
・コンストラクション：指定なし 推奨カバー：指定なし
ある日、眠りから覚めない人々が各地で確認され始めた。
通常の手段は勿論、覚醒の魔術ですら効果がない状況を、死霊課は魔物によるものと断定。
“ドーマウス症候群”と名付けられ、池袋を中心に拡大してゆく現象を解決するため、腕利きであるキミの出動が命じられた。
便宜的に“スリーパー”と名付けられた実行犯を突き止め、阻止しなければならない。
【ＳＡ：事件を解決する】
●ＰＣ�ぁЯ反ソ蠡�
絆：“スリーパー” 関係：標的
コンストラクション：指定なし
推奨カヴァー：指定なし
キミは、魔物組織に所属している半魔だ。
現在、池袋を中心に、目覚めぬ眠りに落ちる者が続発する事態となっていた。
人間はおろか魔物すら陥る“ドーマウス症候群”。
キミの組織は、この状況を好ましく思ってはいない。
無論、トップがそう思うのならそれを叶えるのが、手足たる構成員の役目である。死霊課によって“スリーパー”と命名された魔獣を追え。
【ＳＡ：命令を遂行する】
（※）組織枠です。組織名を決定していないのは、入れるＰＣの間口を広げるためです。基本的にはペルソナ・ネットワーク、鬼鳳会、ツバサ団などを想定していますが、理由がつけられそうなら他の組織や、ＰＣオリジナルの組織でも構いません。
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