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2019年09月22日14:16

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フェラーリ本格復活か

低速の市街地コースで意外にもフェラーリがすごく速かった。とは言ってもコーナーリングスピードはイマイチで、エンジン任せの加速勝負だった感じではあるが。
コーナーの進入はハミルトンの方が速く、特に左右に切り返すコーナーはメルセデスが速い。

フェラーリはノーズとFウイングを変更して、それが今まで苦手だった低速コーナーの改善につながったようだ。レッドブルもオーストリアでノーズとFウイング変えたら良くなった。今年のレギュレーションはFウイングの規約が大幅に変わったから、やはりそこが鬼門だった。

ベッテルが復調したのが良かった。最終的にはルクレールがスーパーラップを決めてPPを獲ったが、ペースはほぼ五分だろう。Fウイングアップデートによるフロントのダウンフォース向上は、ベッテルのスタイルの方によりメリットがあった気がする。

決勝は燃費もあるのでフェラーリもそうそうフルパワーは使えないが、このコースは抜き難いので、ハミルトンが順位を上げるチャンスはスタート時とタイヤ交換時しかなさそう。



ハミルトンは前後をフェラーリに挟まれていて、ボッタスとの間にはレッドブルが1台挟まっているのでピット戦略の幅が狭く、ちょっと苦しい。

ルクレールが序盤にハミルトンを突き放せるベースがあるならフェラーリは楽勝。

ルクレールがハミルトンを引き離せなくても、その場合は後ろのベッテルも離れないはずなので(ベッテルが離れそうだったら、ルクレールは抜かれ難い場所でペースコントロールしても良い)、ハミルトンは先にピットインしても後からピットインしてもいずれにしてもどちらかのフェラーリに引っかかる可能性が高く、アンダーカットもオーバーカットも難しい。

ボッタスはフリー走行でのトラブルもあり、あまりマシンを煮詰められていない感がある。ちょっと最近精細を欠いている。



フェルスタッペンはQ3の1回目走行は良かったが、2回目走行は伸びなかった。テクニカル区間のセクター3はレッドブルが最も速かったが、いかんせんフェラーリとメルセデスがQ3でのエクストラパワーがあり過ぎる。ホンダのパワーは決勝モードでは追いついてきたが、予選モードはまだまだだと実感する。

決勝ペースは良いはずなので、フェルスタッペンが前を突く展開になると面白い。そういう展開になると結果はどうなるか分からないので面白くなる。

アルボンはだいぶ離れてしまった。新人だからこのコースが初めてというハンディはあるが、同じく新人のノリスはチームメイトを上回るパフォーマンスを見せていた。中団チームならばこのコース初めてだからというエクスキューズはアリだが、トップチームだとそういう言い訳はあり得ない。

マックスからコンマ6秒差だとギリギリ当落線上で、これだとガスリーと変わらない。しかし解説はしきりとアルボンはこのコース初めてだからと庇っており、なんとなくマスコミはアルボン推しだと感じる。



トロロッソはクビアトQ1落ち、ガスリーQ2落ちで結果はイマイチだったが、状態はそんなに悪くない。クビアトはオイル漏れトラブルでフリー走行の走り込み不十分が原因。たぶん決勝ペースは良いのではないかと思うが、シャーシ側のオイル漏れトラブルが再発したのが気がかり。

ガスリーは走りは良かったが、周回の後半でリヤタイヤがタレてグリップ不足になる感じだった。トロロッソはレスダウンフォース仕様の設計なので、低速コースはグリップ不足になりやすい。ダウンフォースが足りないからリヤの押さえが不足して、それでリヤタイヤがオーバーヒートになるのではないかと思える。たぶんガスリーも決勝ペースは良いのではないかと思う。

しかしシンガポールは抜けないコースなので、ペースが良くても二人ともポジションアップは難しいかも知れない。チャンスはタイヤ交換時だが、上手く行くかどうか。



■F1シンガポールGP予選:覚醒したルクレールがポールポジション奪取。レッドブル・ホンダはライバル勢に及ばず
(AUTOSPORT web - 09月21日 23:31)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=186&from=diary&id=5797729
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