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2019年09月15日18:34

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(2015年)9/19〜9/23 オオフジツボ5th北海道ツアー(後編その3)のや

5連休最終日の(2015年)9月23日(祝),過去最長の5日間のツアーもいよいよ終わりとなります。舞台はオオフジツボの札幌でのホームのや。この時点では野良窯と並び北海道ツアー5回中5回ともライブが催されていました(この記録は翌2016年に途絶えることになりますが,2016年の時もオオフジツボの皆さんは最終日こひつじ幼稚園の終演後にのやにお立ち寄りになり,お食事をされてから帰途に就かれたそうです。)。

東京組は甲府ちゃんさんなどりびあんまででお帰りになった方もあり,この日は全員お揃いではなかったと思います。

一方,りびあんに自転車で現れた帰省中の息子さんとの親子三人連れはこの日ものやにおみえでした。

オオフジツボの3rdアルバム『耀の遠心』のジャケット写真には,鈴木マイさん撮影のモエレ沼公園の情景写真が使われていますが,いいなあ僕も撮ってほしいとして健さんが写真中のオブジェのごとき水栓を真似て腕を上下に曲げたポーズをとっておられたのは,この日ののやのリハーサル中だったでのでしょうか。まだお客のいないライブスペースで健さんがポーズをとった写真が記憶にあります。壷井さんはそれをはにわと称しておられたのではなかったでしょうか。

前日のりびあんと同じ15時半からのライブですが,ただし,2013年の弾丸1泊ツアーと同様,終演後はその日のうちにお帰りになるのでした。

序盤の健さんソロで曲を終えた健さんが「いい音ですねえ」としみじみおっしゃったのはこの日のことだったでしょうか。客席からは笑いが漏れていましたが,ダルシマーの盤面からの音を一番近いところで聴くことができるのが演奏者なのだと補足がありました。

この日のライブは,前半は最新アルバム『耀の遠心』からの曲がない一方,初期からの代表作である壷井さんのSecond Steps to Long Distanceが選曲されていたり,このツアーで聴いた「静かな青空」や「春風満帆」といった曲たちがなかったり,それまでの4日間と趣きが異なるものとなりました(「静かな青空」は北海道では野良窯でしか聴いていないのではないかと思います。)。

2013年の弾丸1泊ツアーの時と同様,皆さんはのやでの終演後はその日のうちにお帰りになります。空港に向かわれる皆さんを前に,私の目にはなぜか涙が浮かんだのでした。
あれ,涙が…と申し上げると,太田さんは「感無量になりますよねえ」などとおっしゃってくださったのですが,内心は少々引いておられたのではないでしょうか。

思えば道南での3年間を経て8月に札幌に戻ったばかり。
通常の年限で直前の勤務地に戻れたのは恵まれたことではありましたが,道南では部屋の上司が長く患っていてトップ不在の状態が続いており,そんなときに私までいなくなって大丈夫なのかという後ろ髪引かれる思いもありました。

前年秋にかねて予定の入院をされた時にはいろいろと引継ぎを受けることもできたのが,この時は急に倒れられて以来お会いすることもできないままでした。そして,病名や病状からすると,もうお会いすることはできないのかもしれないという予感もありました(少し後にそのとおりとなりました。)。

そんな中で赴任した道央の職場は慌ただしい日々でしたから,オオフジツボとの過去最長の5連休ツアーはいっときのオアシスのようなものでした(その後,2019年の北海道ツアーも最長タイの5日間となりましたが,5日間中2日は平日です。)。その5日間が終わってしまうことへの思いもあったでしょうし,5日間を全うできたという思いもあったかもしれません。

終演後ゆったりした時間が過ごせたのであれば,また違ったかもしれませんが,5日間の終わりはそのようなものだったのでした。

さて,この3日後の土曜日には旭川を訪れの2週連続の実家泊です。

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