ヴァイオレットエヴァーガーデン外伝・アス観てきたよ

上げ忘れてた！
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■ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 −永遠と自動手記人形−
これ、来年公開予定の『劇場版』とは違うんですね。混同してた。画は凄く綺麗です。アクションはありませんが。一つのカットが長くて、ゆっくり、贅沢な作りになっています。画は文句無く美麗なんですが、話がね……。生き別れになった義理の姉妹のそれぞれが前半・後半で描かれるんですが、まーなんてことない話なんですよ。劇場で観てると雰囲気で泣けてきますが（演出家がちゃんと仕事してるってことですね）、後から思い返すとどってことないです。もとからヴァイオレット・エヴァーガーデンはそういう作品であったので、TV版と同じということですが。まあ、時間とお金があればどうぞ。

■アス
期待して観に行ったんですけどねえ……。原題はUS、まんまですね。アメリカのとある一家に、まるで自分達とそっくり同じような人々が現れて襲われる……というホラー……という触れ込みだったんですが。なんというかこう、チカラわざ。極めてフィジカルでパワフルです。オカルト要素は特にありません。雰囲気で言うとイット・フォローズに似てるかとも思ったんですが、見終わってみるとぜんぜんちゃいますね。殺戮行為があっけらかんとしていて、ちっとも恐くはないので、ホラーでもないと思います。かといってどういうジャンルかは説明できないんですが。SF？　そーいうんでもないよなー。見ていて凄く気持ちが悪かった。嫌悪感を感じるのではなくて、違和感を感じるという意味での気持ち悪さ。何かおかしい、でも説明できない、という勘定がずっと続く感じ。正直早く終われって思ってて、面白さも感じなかったんですが、他の並の映画とは違う、変わってる、と思わされる作品でした。素人にはおすすめできません。