関東直撃の台風に見舞われた方々に謹んでお見舞い申し上げます。
新潟は昨日、一昨日と35度を超えるトンデモ残暑に見舞われたおります。
そんな中、年一回の会社の泊まり込み飲み会で月岡温泉に行きまして、
暴飲暴食の限りを尽くしてヘロヘロになって帰ってきました。
これは1食や2食は抜かねばなるまい、と硬い映画を観ることに。
つまらねー映画で、途中で寝るだろうなあ〜と思っていたのですが、結果
として杞憂でした。
素晴らしく面白い作品でした。
考えてみたら、メリル・ストりープ、トム・ハンクスの2大名優が出演
していて面白くないはずがなかった。
ペンタゴン・ペーパーズというのはベトナム戦争の分析結果を記した文書
で、開戦初期から当該の戦争は勝利を得るどころか無駄に兵士を殺すだけ
である分析が明確に記されたものでした。
当時の官房長官のマクナマラが自ら作成にかかわっていたが、政治的な
判断(ニクソン政権)の下、発表しなかったものを、分析官の一人が情報
をリーク。
NYタイムスが最初の記事を上げるところを政府の圧力で頓挫。
当時、まだ一地方紙だったワシントン・ポストのジャーナリストが巨大な
政治圧力に屈せずに隠ぺいされた情報を晒した…というようなストーリー
であります。
メリルは「ポスト」の女性社主の役。
前の社主は彼女の夫だったが若くして亡くなった。
トムは反骨精神旺盛な編集長。
国民の知る権利の大切さを改めて痛感しました。
韓国で側近の捜査に政府による司法介入が取りざたされている今、とても
興味深い内容でした。
一方、偏った報道で国民を混乱させる現在の我が国のマスメディア(通称マスゴミ)
にも反省してほしいもんだと思った次第です。
なお、映画最後にウォーターゲート・ビルでの一幕があります。
そうですね、ウォーターゲート事件です。
このまま、映画「大統領の陰謀」を連続して観るとさらに面白いようです。
私は、昔観たんですが、内容忘れました。
ロバート・レッドフォード、ダスティン・ホフマンのダブル主演の傑作だった
とだけ記憶しています。その内見ます。
2018年米
☆☆☆
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