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2019年09月08日00:38

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大学入学共通テストに導入される英語民間検定試験について

二〇二〇年度に始まる大学入学共通テストに導入される英語民間検定試験について、再考を求めたい。
そもそも、各検定によって受験方法も異なる。例えば「英検」は、自ら受験する「級」を指定して試験に臨むのだが、試験に合格しなければ、受験した「級」相当の語学力と認定されない。一方、TOEFLなどは全受験生が同一の試験に臨み、獲得した「点」によって語学力が測られる。
英検2級を受験して落ちた人と、TOEFLで「英検準2級相当」の成績を収めた人とでは、どちらの語学力が優れているのだろうか。
また、これらの試験では「慣れ」の度合いによっても相当に結果は異なる。一年生の時から何回も本番の試験を経験できる学生と、三年生になって初めて本番に臨まざるを得ない学生とで、その結果には本当の意味での語学力の差が反映されるのだろうか。
そもそもこの制度に対して、三割の大学が「利用未定」との姿勢という。それだけ疑問の多い試験制度をあえて強行することは、受験生たちのためになっているのだろうか。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/education/edu_national/CK2019082802000185.html
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