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2019年09月06日18:00

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柳亭小痴楽独演会「ようこそ!こち劇場へ」第33回

柳亭小痴楽独演会「ようこそ!こち劇場へ」第33回

行ってきましたー

2つ目最後のこの勉強会(ご自身で勉強会と言っていた)。
常連が半分。気軽でアットホームなこちらの会。

スタートはいつも通り少し押して19時5分。
鼠の長着に同系色の羽織。かっこええのう。

「宮戸川」
披露目の準備の話をしてくれる。
チケットも自分で用意しなといけないし寄席文字は全て同じ人に頼まなければいけない、
でもそれを協会は教えてくれない、等裏話。
家を追い出された若い男女が、おせっかい早合点おじさんのおかげで結ばれちゃう、
というような噺で、出てくる人は若い男女のおじさんおばさん。
特別大げさなことはしてませんが、おもしろかった!
おじさんの早合点性格を初めに振ってくれてるので、
おじさんが出てくるたびずっとおもしろい。
なんだかんだで45分

「付き馬」
定型のマクラのみ。
最初の、ギュウと男のやりとりをしっかり。
拗ねていくギュウがおもしろい。
でもやっぱり、早桶屋がいちばん気持ちいいな。
ギュウの兄弟の棺桶を作ってると思ってる早桶屋と、
お金と帯をもらえると思ってるギュウの、すれ違う会話。わはは。
40分

仲入り

「岸流島」
羽織なしで青の長着。さっぱり。
「先日一之輔師匠と一緒になった時に師匠が「船徳」をやっていて
 あ船の話いいなと思って「船徳」を。・・・やりません。持ってないし。」
・・・そうですよね。
夏の噺でもないと思いますけど、夏になるとやりたくなるというこちら。
侍と老人の決闘のために岸につけて侍が降りた瞬間、
「(船を)出してください」という老人に、
一拍おいて合点承知な様の船頭がすごくいいです。
やってやった、とこちらも小気味よく、
笑いと、早く早く!という気持ちになる。
サゲの、侍が泳いできて、キセルを探していた、ってずっこける感じ、好きです。

21時15分終了

あ、披露目チケットは2000枚売れたそうです。
とはいえ追加印刷したのでしょうか、まだお持ちでした。
行くと半分本人にバック、行かなきゃ全額本人にバック、だそうです。

念願の「居残り佐平次」はやってくれなかったなー。
一門会がネタおろしでしょうか。師匠いるしトリだけど。大丈夫なのか。

さて、次回、小痴楽さんを拝見するのは、お披露目興行。
何やるかなー。トリの時間20分なんですね。前の人が詰めてくれるのかな。

大ネタ
「明烏」
「宿屋の仇討ち」
「佐々木政談」
「大工調べ」
「らくだ」
「猫の災難」
「岸流島」

寄席サイズ
「一目上がり」
「粗忽長屋」
「宮戸川」
「置泥」
「あくび指南」

これらの噺は、まあ、私の好みではありますが、
ご本人も自信を持ってできてて、おもしろい。
毎日何を出してくるのか、楽しみだなーーー

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